Monthly Archives: 9月 2015

ダイル・ザウル軍事飛行場に対してダーイシュ(イスラーム国)が連続自爆攻撃を仕掛け、シリア軍多数が死亡(2015年9月10日)

ダイル・ザウル県では、『ハヤート』(9月11日付)によると、アル=カーイダ系組織シャームの民のヌスラ戦線らによるイドリブ県アブー・ズフール航空基地の完全制圧に続いて、ダーイシュ(イスラーム国)がダイル・ザウル航空基地への … Read More

アサーイシュ(西クルディスタン移行期民政局治安組織)司令官は西側諸国から教練を受けたことを明かす(2015年9月10日)

ロイター通信(9月10日付)は、西クルディスタン移行期民政局アサーイシュのジュワーン・イブラーヒーム司令官の話として、複数の西側諸国によって、ダーイシュ(イスラーム国)との戦闘を続ける治安部隊(アサーイシュ)の教練が行わ … Read More

アラブ連盟はスタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連アラブ連盟共同特別代表を招いてシリア情勢について協議(2015年9月10日)

アラブ連盟のアフマド・ベン・ヒッリー事務副長は、カイロで13日に開催予定の第144回定例理事会と合わせて、外相会合を開き、スタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連アラブ連盟共同特別代表を招聘して、シリア紛争の進捗や対 … Read More

ハッスーン共和国ムフティーとミス・ユニバースのロシア代表のツーショット写真拡散(2015年9月10日)

クッルナー・シュラカー(9月10日付)は、共和国ムフティーのアフマド・バトルッディーン・ハッスーン師が、サンパウロ精神的遺産教会の使節団としてシリアを訪問中のミス・ユニバースのロシア代表のマリナ・ナマロヴァさんとのツーシ … Read More

ダーイシュ(イスラーム国)がノルウェー人、中国人人質釈放のため身代金支払いを要求(2015年9月10日)

ARA News(9月10日付)は、ダーイシュ(イスラーム国)が英語機関誌『ダービク』第11号(10日に公開)で、拘束中のノルウェー人および中国人人質「売り出し中」と銘打って、身代金の支払いを要求した、と伝えた。 ダーイ … Read More

ハモンド英外相、移行期間におけるアサド大統領の6ヶ月の残留を初めて提案、シリア情報大臣は「非合理且つ非論理的」と(2015年9月10日)

英国のフィリップ・ハモンド外務大臣は、シリアでの紛争和解に向け設置が目指されている移行期統治機関に関して、アサド大統領に6ヶ月間だけ移行期政府を指導することを認めることで、ロシア、イランの協力を得るべきだ発言した。 ハモ … Read More

最新論考「シリアの化学兵器攻撃から2年、「穏健な反体制派」支援がもたらす混乱」(Yahoo Japan! News)

青山弘之「シリアの化学兵器攻撃から2年、「穏健な反体制派」支援がもたらす混乱」 Yahoo Japan! News、2015年9月9日 http://bylines.news.yahoo.co.jp/aoyamahiro … Read More

アル=カーイダ指導者のザワーヒリー師がダーイシュ(イスラーム国)に「十字軍、世俗主義者、ヌサイリー派(アラウィー派)、サファビー朝の者ども(イラン)との戦闘」での共闘を暗に呼びかける(2015年9月9日)

アル=カーイダ総司令部のアイマン・ザワーヒリー師は、サハーブ・ネットを通じて音声声明(https://www.youtube.com/watch?v=ZkXQkkGuKrM)を発表、そのなかでダーイシュ(イスラーム国)が … Read More

シリア外務在外居住者省は国連安保理議長に「アル=カーイダ系組織のシャーム自由人イスラーム運動がイドリブ県でVXガスを使用としている」と報告(2015年9月9日)

シリアのバッシャール・ジャアファリー国連代表大使は、国連安保理議長に外務在外居住者省書簡を提出し、そのなかで、イドリブ県で活動する「武装テロ集団」のシャーム自由人イスラーム運動が、フーア市、カファルヤー町に対して有毒化学 … Read More

アスマー・アフラス大統領夫人がダマスカス大学講堂で行われた国民優秀生センター修了式に出席(2015年9月9日)

SANA(9月9日付)は、国民優秀生センター(http://www.ncd.sy/)2015年度第4期修了式がダマスカス大学付属の講堂で執り行われ、アスマー・アフラス大統領夫人が出席し、祝辞を述べた。 アスマー夫人は祝辞 … Read More

アル=カーイダ系組織のヌスラ戦線がイドリブ県におけるアブー・ズフール軍事飛行場を完全制圧、シリア軍は最後の軍事拠点を喪失(2015年9月9日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、アル=カーイダ系組織のシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義集団が、県内におけるシリア軍の最後の軍事拠点だったアブー・ズフール航空基地を完全制圧した。 アブー・ズフール … Read More

シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)との戦闘の末、ヒムス県中部のジャズル・ガス田を制圧か?(2015年9月9日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ジャズル・ガス採掘所一帯では、同地一帯の拠点を奪還したシリア軍とダーイシュ(イスラーム国)が激しく交戦した。 一方、SANA(9月9日付)によると、シリア軍がダーイシュ(イスラーム … Read More

フランスがシリア領内でのダーイシュ(イスラーム国)爆撃に向け偵察飛行開始、オーストラリアもシリア領内での爆撃を決定:難民流入の主因に対処する姿勢を誇示(2015年9月9日)

フランス軍は声明を出し、「ダーイシュ(イスラーム国)に関する情報収集」のため9日にシリア領空で偵察活動を行ったと発表した。 偵察活動にはラファール戦闘機を使用されたという。 AFP(9月9日付)が伝えた。 ** オースト … Read More

ロシア外務省は「シリア軍にロシア製の新たな装備の教練を行うために軍事顧問複数名を派遣した」と認める一方、ロイター通信はロシア軍がシリア軍の作戦に参加したと伝える(2015年9月9日)

『ハヤート』(9月10日付)によると、ミハイル・ボグダノフ外務副大臣は、「シリアへのロシア軍の専門家の駐在は、ロシア製装備の使用について教練を行う必要があることが理由で、これらの装備は、ロシア・シリア間の軍事技術協力の枠 … Read More

ギリシャは米国の要請を事実上拒否し、シリアに向かうロシア機の領空通過を許可、ブルガリアもロシア機の臨検を条件に通過を認める意思を表明(2015年9月9日)

タス通信(9月9日付)は、在アテネ・ロシア大使館高官からの情報として、ギリシャ政府が8月31日に、人道目的でシリアを往来するロシア機の領空通過を認めたと伝えた。 領空通過の許可機関は9月1日から24日で、この期間は、米国 … Read More

ハサカ県フール町のダーイシュ(イスラーム国)武器庫が爆発(2015年9月8日)

ハサカ県では、SANA(9月9日付)が、複数の住民からの情報として、フール町で、ダーイシュ(イスラーム国)が武器庫として使用していたバラーイム幼稚園が爆発し、ダーイシュ戦闘員が死亡した、と伝えた。 SANAによると、多数 … Read More

ブルガリアが米国の要請を受け、シリアに向かうロシア機の領空通過を禁止(2015年9月8日)

ブルガリア外務省報道官はロイター通信(9月8日付)に対し、ブルガリア政府がシリアに向かうロシア軍貨物機の領空通過を認めない方針を決定したことを明らかにした。 『ハヤート』(9月9日付)は、これに関して、米国が、ロシアによ … Read More

イラン訪問中のスペイン外相「アサド大統領と交渉すべきだ。和平は敵どうしが行うのが常だ」(2015年9月8日)

スペインのホセ・マヌエル・ガルシア=マルガージョ外務大臣は訪問先のイランで、シリア情勢に言及し、シリア政府と交渉すべきだと表明した。 ガルシア=マルガージョ外務大臣はカデナ・セル放送(Cadena SER)に対して、「部 … Read More

イランのロウハーニー大統領「シリアとイラクのテロを根絶したいのなら、国際社会が一致団結してテロ根絶をめざし、そのうえで中央政府を承認し、民主化を追求するべき」(2015年9月8日)

イランのホセイン・ロウハーニー大統領は、シリア・イラク情勢に関して、両国におけるテロを根絶し、安定を回復したいのであれば、国際社会が一致団結してテロ根絶をめざし、そのうえで中央政府を承認し、民主化を追求するべきだと主張し … Read More

シリア軍はダーイシュ(イスラーム国)からジャズル・ガス田を死守、「穏健な反体制派」は「安全保障地帯」のハルジャラ村奪還に失敗(2015年9月8日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)が完全制圧したとされるジャズル村一帯で、シリア軍とダーイシュが交戦した。 『ハヤート』(9月8日付)などは、7日にシリア政府がジャズル・ガス採掘所一帯を放 … Read More

アル=カーイダ系組織のヌスラ戦線が2年以上にわたり包囲を続けたアブー・ズフール軍事飛行場(イドリブ県)を制圧か?(2015年9月8日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シャームの民のヌスラ戦線など反体制武装集団が包囲を続けるアブー・ズフール航空基地一帯で、シリア軍とヌスラ戦線らが激しく交戦した。 これに関して、クッルナー・シュラカー(9月9日付 … Read More

シリアの国連代表大使「民間人保護を口実とした過剰な人道主義に基づく主権侵害は国際法違反」(2015年9月8日)

シリアのバッシャール・ジャアファリー国連代表大使は、安保理の非公式会合で、「民間人保護に関わる問題を政治化し、過剰に人道主義に訴えて対処し、主権侵害を正当化するために彼らの被害に乗じようとする姿勢は、国連憲章や国連におけ … Read More

アターリブ市(アレッポ県)で、アル=カーイダ系組織ヌスラ戦線の退去を求めるデモ発生(2015年9月7日)

アレッポ県では、クッルナー・シュラカー(9月8日付)によると、アターリブ市で、住民がシャームの民のヌスラ戦線の退去を求めるデモを行い、トルコ国境のバーブ・ハワー国境通行所にいたる街道などを道路封鎖し、抗議行動を行った。 … Read More

レバノンの軍・治安当局がダーイシュ(イスラーム国)とヌスラ戦線のメンバーを逮捕(2015年9月7日)

NNA(9月7日付)によると、内務治安軍総局は北部県でダーイシュ(イスラーム国)メンバーのレバノン人男性1人を逮捕した、と発表した。 逮捕されたのは、アブドゥッラフマーン・アリー・マアラバーニー容疑者、1991年生まれ、 … Read More

シリア軍、ヒズブッラーがザバダーニー市(ダマスカス郊外県)内のシリア商業銀行一帯を制圧(2015年9月7日)

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、シリア軍第4師団、国防隊、ヒズブッラー戦闘員、パレスチナ解放軍がザバダーニー市内で進軍を続け、ジハード主義武装集団、地元武装集団と交戦するなか、シリア軍が同地一帯に「樽爆弾 … Read More

ダーイシュ(イスラーム国)によるジャズル村(ヒムス県)完全制圧を受け、シリア政府は「最後の大規模油田」ジャズル・ガス田を放棄(2015年9月7日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、6日にダーイシュ(イスラーム国)ヒムス州がジャズル村一帯を完全制圧したのを受け、ジャズル・ガス採掘所の技術者、就労者らが設備、機器を破壊・焼却して撤収、シリア政府は「2,500バレ … Read More

ヨルダンを拠点とする反体制派は、ダーイシュ(イスラーム国)に勝てないとの理由でダルアー県で活動する反体制武装集団への支援を停止(2015年9月7日)

マサール・プレス(9月7日付)は、ヨルダン国内に作戦司令室を置くシリアの反体制派がダルアー県で活動する反体制武装集団への物的支援、兵站支援を停止したと伝えた。 ヨルダン国内で活動する反体制派が、「ダーイシュ(イスラーム国 … Read More

4日に爆殺された反体制組織「カラーマの男たち」指導者のワヒード・バルウース師葬儀に数千人が参列、一部が暴徒化するも、「カラーマの男たち」指導者が自制を呼びかけ、事態は収束(2015年9月7日)

スワイダー県では、『ハヤート』(9月8日付)などによると、4日の連続爆破テロで死亡された反体制組織「カラーマの男たち」の指導者ワヒード・バルウース師の葬儀がスワイダー市内の県立競技場で執り行われた。 クッルナー・シュラカ … Read More

ロシア外務省報道官「ロシアは、テロと戦うシリア当局に軍備を供与していることを隠したことなどない」(2015年9月7日)

ロシア外務省のマリア・ザハロワ報道官は、5日に行われたセルゲイ・ラブロフ外務大臣とジョン・ケリー米国務長官の電話会談に関して、「ロシア側は、これまでに1日たりとも、テロと戦うシリア当局に軍備を供与していることを隠したこと … Read More