Monthly Archives: 10月 2016

ロンドンで「シリアの友連絡グループ」外相級会合:シリア、ロシアへの追加制裁を検討するも、「軍事的選択肢」については消極的(2016年10月16日)

英国の首都ロンドンで、「シリアの友連絡グループ」の外相級会合が開催され、米国、サウジアラビア、トルコ、ドイツ、フランス、イタリア、カタール、ヨルダン、英国、EUの外相らが参加、シリア情勢への対応について意見を交わした。 … Read More

トルコ軍の戦車部隊と航空部隊の援護を受けた反体制武装集団がアレッポ県北部のダービク村など9町村をダーイシュから奪還(2016年10月16日)

アレッポ県では、シリア人権監視団、クッルナー・シュラカー(10月16日付)によると、トルコ軍戦車部隊と航空部隊の援護を受けた反体制武装集団(ハワール・キリス作戦司令室)が、スーラーン・アアザーズ町、ダービク村をダーイシュ … Read More

シリア軍は、ジュンド・アクサー機構を吸収したシャーム・ファトフ戦線などとの戦闘の末、ハマー県北部のマアルダス村を奪還(2016年10月16日)

ハマー県では、SANA(10月16日付)によると、シリア軍が予備部隊とともに、ジュンド・アクサー機構を吸収統合したシャーム・ファトフ戦線などからなるファトフ軍と交戦の末、マアルダス村を完全制圧した。 ** アレッポ県では … Read More

タウヒード旅団はファトフ軍に統合されたヌールッディーン・ザンキー運動に、ムラービトゥーン連合はファトフ軍を主導するアル=カーイダ系組織のシャーム・ファトフ戦線にそれぞれ合流すると発表(2016年10月15日)

タウヒード旅団はビデオ声明を出し、ヌールッディーン・ザンキー運動の要請を受けるかたちで、同運動に統合されたと発表した。 ヌールッディーン・ザンキー運動は米国の支援を受ける「穏健な反体制派」で、最近になってアル=カーイダ系 … Read More

インドのモディ首相はロシアの対シリア政策への支持を表明(2016年10月15日)

インドのナレンド・モディ首相とロシアのヴラジミール・プーチン大統領はインドのゴアで会談した。 首脳会談ではシリア情勢についても意見が交わされ、会談後に出された共同声明では、「すべてのシリアの当事者を包摂する対話を通じたシ … Read More

スイスのローザンヌで西欧諸国を除くISSG外相が会談し、シリア情勢への対応を協議:トルコはロシアに同調し、ヌスラ戦線のアレッポ市からの退去を求める(2016年10月15日)

米国のジョン・ケリー国務長官とロシアのセルゲイ・ラブロフ外務大臣は、スイスのローザンヌで会談し、シリア情勢への対応について協議した。 米・ロシアの外相が直接会談し、シリア情勢について意見を交わすのは、シリア国内での停戦合 … Read More

トルコ軍地上部隊がロジャヴァの拠点都市アフリーン市北部の国境地帯に侵入し、2カ村を砲撃(2016年10月15日)

アレッポ県では、ARA News(10月15日付)によると、トルコ軍地上部隊が、西クルディスタン移行期民政局の拠点都市アフリーン市北部の国境地帯をシリア領内に越境し、スールカ村を砲撃、進攻した。 また、SANA(10月1 … Read More

イラクでのモスル奪還作戦開始を前にダーイシュの外国人戦闘員とその家族多数がシリア領内に移動(2016年10月15日)

ハサカ県では、ARA News(10月15日付)によると、イラク軍によるモスル制圧作戦を直前に控え、ダーイシュ(イスラーム国)のメンバーが家族をモスル市からマルカダ町に避難させた。 避難したのは、外国人戦闘員の家族25世 … Read More

シリア軍がダイル・ザウル市一帯、ヒムス県東部のダーイシュ拠点への爆撃を続ける(2016年10月15日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)がダイル・ザウル市工業地区、フワイジャト・サクル、ダイル・ザウル航空基地一帯、ハトラ村のダーイシュ(イスラーム国)拠点を空爆した。 一方、SANA(1 … Read More

シリア・ロシア両軍がアレッポ市東部に対する爆撃を継続(2016年10月15日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がアレッポ市東部のハラク地区を砲撃、また戦闘機(所属明示せず)がサーリヒーン地区、ブスターン・バーシャー地区を空爆した。 またアレッポ市ブスターン・バーシャー地区、カルム … Read More

トルコ軍と有志連合の支援を受けた反体制武装集団がダーイシュの拠点ダービク村(アレッポ県)を包囲(2016年10月15日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ軍と有志連合の支援を受ける反体制武装集団(ハワール・キリス作戦司令室)がダーイシュ(イスラーム国)の拠点の一つダービク村を包囲した。 「ユーフラテスの盾」に参加する武装集団 … Read More

ハサカ市内でダーイシュがアサーイシュの車輌を狙った爆破攻撃(2016年10月14日)

ハサカ県では、クッルナー・シュラカー(10月15日付)によると、ハサカ市グワイラーン地区で、西クルディスタン移行期民政局アサーイシュの車輌を狙った爆破攻撃が行われた。 これに関して、ダーイシュ(イスラーム国)の戦果を喧伝 … Read More

ファトフ軍所属のシャーム軍団はハマー市でロシア軍士官6人を殺害したと発表、ロシア国防省はこれを否定(2016年10月14日)

ハマー県では、ファトフ軍所属のシャーム軍団がツイッターを通じて声明を出し、ハマー市内でロシア軍およびイラン軍の士官多数、シリア軍の通訳らが乗った車輌を攻撃し、乗っていたロシア軍士官6人を殺害したと発表した。 これに関して … Read More

ダーイシュ支配下のラッカ市近郊のガーズィリー村に対する爆撃で女性、子供を含む11人が死亡(2016年10月14日)

ラッカ県では、「ラッカは沈黙によって惨殺される」(10月14日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)支配下のラッカ市に近いガーズィリー村が空爆を受け、女性2人と子供1人を含む11人が死亡した。 ** ハサカ県では、ダー … Read More

トルコ軍、有志連合、シャーム・ファトフ戦線、シャーム自由人イスラーム運動と共闘するシャーム戦線にジュンド・イスラーム旅団が加入、同戦線所属の第101歩兵師団が第21軍連合に拡大(2016年10月14日)

シャーム戦線は、ジュンド・イスラーム旅団を新たに戦線に加入させたと発表した。 シャーム戦線は、トルコ軍と有志連合の支援を受け、アレッポ県北部で「ユーフラテスの盾」作戦に参加する一方、アレッポ市東部ではシャーム自由人イスラ … Read More

「自由シリア軍」を離反し、YPG主体のシリア民主軍に参加した士官がシリア軍の肩章を付けて記者会見に臨む(2016年10月14日)

クッルナー・シュラカー(10月14日付)は、「自由シリア軍」を離反し、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍への参加を表明したフサーム・アワーク准将がシリア軍の肩章を付けて記者会 … Read More

プーチン大統領はロシア軍のシリアへの無期限駐留を定めた二国間合意に署名(2016年10月14日)

インテルファクス通信(10月14日付)などによると、ロシアのヴラジミール・プーチン大統領は、ロシア空軍のシリア(ラタキア県フマイミーム航空基地)の無期限での駐留などを定めたシリア・ロシアの二国間合意を承認したロシア議会の … Read More

シリア軍はアレッポ市北部の農業学校、採石場など、およびダマスカス郊外県ダイルハビーヤ村を制圧(2016年10月14日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、ロシア・シリア両軍が反体制武装集団支配下のアレッポ市東部(サーフール地区、シャッアール地区、バーブ街道地区など)を数十回にわたり集中的に空爆、サーフール地区にある病院施設一帯が被 … Read More

アサド大統領「シリアは第3次世界大戦のなかにある…。アレッポ解放はイドリブ浄化への跳躍台となる」(2016年10月14日)

SANA(10月14日付)は、アサド大統領がシリア時間の14日午前1時に、ロシアの『コムソモルスカヤ・プラウダ』紙のインタビューに応じたと伝え、映像(https://youtu.be/iMGvMQxNDI4)、全文(英語 … Read More

トルコ軍と有志連合の支援を受けた反体制武装集団がアレッポ県北部のダーイシュの拠点ダービク村から撤退する一方、アアザーズ市近郊の反体制武装集団検問所で車が爆発し、30人死亡(2016年10月13日)

アレッポ県では、ARA News(10月13日付)によると、トルコ軍と有志連合の支援を受ける反体制武装集団(ハワール・キリス作戦司令室)が、ダーイシュ(イスラーム国)の反撃を受け、12日に制圧したダービク村とカフラ村から … Read More

シャーム・ファトフ戦線報道官は、吸収統合したジュンド・アクサー機構を「純然たるムジャーヒド」と評し、シャーム自由人イスラーム運動に対立解消を呼びかける(2016年10月13日)

シャーム・ファトフ戦線のフサーム・シャーフィイー報道官は自身のツイッター・アカウントを通じてメッセージを発し、そのなかでシャーム・ファトフ戦線に忠誠を誓い、同戦線に完全統合されたジュンド・アクサー機構のメンバーを「純然た … Read More

トルコ大統領府報道官はYPGにマンビジュ市一帯からの撤退を改めて要求(2016年10月13日)

トルコ大統領府のイブラヒム・カリン報道官は記者団に対して、アレッポ県のマンビジュ市一帯に依然として西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊が残留していると指摘し、ユーフラテス川以東地域に撤退すべきだと述べた。 ** GGG … Read More

ロシア外務省報道官は反体制派に携帯式地対空ミサイルを供与しないよう呼びかける(2016年10月13日)

ロシアのマリア・ザハロワ外務省報道官は、ロシアが、中東地域諸国に対して、シリアの反体制派に携帯式地対空ミサイルを供与しないよう呼びかけたとしたうえで、シリア領内でのロシアに対するいかなる敵対行為も、ロシアからの相応の報復 … Read More

タルトゥース市で祖国とアサド大統領への忠誠を表明する集会が催され数千人が参加(2016年10月13日)

タルトゥース県では、SANA(10月13日付)によると、タルトゥース市コルニーシュ地区のバアス党タルトゥース支部前からマフラジャーン広場に至る市内中心街で、祖国とアサド大統領への忠誠のメッセージが寄せ書きされた横断幕を掲 … Read More

シリア軍はダイル・ザウル市一帯などでダーイシュとの戦闘を続ける(2016年10月13日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がダイル・ザウル航空基地一帯、ダイル・ザウル市パノラマ交差点一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。 一方、SANA(10月13日付)によると、シリア軍がダイル … Read More

ダマスカス郊外県ハーマ町、クドスィーヤー市で反体制武装集団戦闘員300人が当局に投降、150人が家族とともにイドリブ県などに退去(2016年10月13日)

ダマスカス郊外県では、クッルナー・シュラカー(10月13日付)、ARA News(10月13日付)などによると、国民和解委員会の仲介のもと、シリア軍と反体制武装集団との間で停戦合意が成立したハーマ町、そしてクドスィーヤー … Read More

シリア軍はジュンド・アクサー機構を完全統合したシャーム・ファトフ戦線などとの戦闘の末ハマー県北部のマアーン村を奪還(2016年10月13日)

ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が県北部一帯で、ジュンド・アクサー機構を吸収合併したシャーム・ファトフ戦線などからなる反体制武装集団との戦闘の末、マアーン村を制圧し、バッザーム丘一帯で進軍を続けた。 これ … Read More