Monthly Archives: 11月 2018

ハマー県北部でシリアのアル=カーイダのシャーム解放機構がイッザ軍に対する攻撃への報復としてシリア軍拠点を攻撃、兵士多数を殺害。シリア人権監視団はシリア軍の停戦違反を示唆するも、トルコは停戦違反を報告せず(2018年11月10日)

ハマー県では、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構に近いイバー・ネット(11月10日付)によると、10日のシリア軍によるイッザ軍拠点攻撃への報復として、シャーム解放機構のアサーイブ・ハムラー部隊が県北部のタラービ … Read More

タス通信はスワイダー県出身者を拉致していたダーイシュに対する特殊作戦にロシア軍が協力していたと伝える(2018年11月10日)

タス通信(11月10日付)は、7月にスワイダー県東部(スィブキー村一帯)でダーイシュ(イスラーム国)が拉致した女性や子供のうち殺害・解放されていなかった19人全員をシリア軍が8日に無事解放したことに関して、ロシア軍部隊が … Read More

スワイダー県シブキー村で、ダーイシュに殺害された人質4人の国葬が行われる(2018年11月10日)

スワイダー県では、SANA(11月10日付)によると、7月にダーイシュ(イスラーム国)によって拉致された住民のうち、解放(8日)を待たずに死亡した4人の国葬がシブキー村で執り行われ、マンスール・アッザーム大統領府担当国務 … Read More

ロシア難民受入移送居住センター:レバノンから578人、ヨルダンから547人の難民が帰国、避難民298人が帰宅(2018年11月10日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(11月10日付)を公開し、11月9日に難民1,125人が新たに帰国したと発表した。 このうちレバノンから帰国したのは578人(うち女性173人、子供2 … Read More

シリア人権監視団のアブドゥッラフマーン代表は「イラン・イスラーム革命防衛隊とシリア諜報機関が10万4000人の拘置者・逮捕者を殺害した」と喧伝(2018年11月9日)

英国で活動する反体制組織のシリア人権監視団のラーミー・アブドゥッラフマーン代表は、アラビーヤ・チャンネル(11月9日付)に対して、政権内部から得た情報だとして、シリア軍およびムハーバラート(諜報機関)所轄の拘置所・刑務所 … Read More

トルコのアカル国防大臣は、ハマー県北部でのシリア軍とイッザ軍の戦闘に関して「我々は必要な措置を講じた。些細な問題が発生しているが、イドリブ県の現状が維持されることを希望する」と述べる(2018年11月9日)

トルコのフルシ・アカル国防大臣は、訪問先のソマリアの首都モガディシュで、ハマー県北部の非武装地帯でのシリア軍とイッザ軍の交戦に関して「ロシアとトルコは、措置での合意(非武装地帯設置にかかる合意)の要件を遵守している…。我 … Read More

ハサン空軍情報部長がダルアー県各所を突如訪問し、地元の名士や住民と面談、拘束中の家族の釈放やインフラ改善などについて意見を交わす(2018年11月9日)

ジャミール・ハサン空軍情報部長が、ダルアー県のナワー市、ダーイル町、東カラク村、東ガーリヤ村を突如訪問し、地元の名士や住民と面談、拘束中の家族の釈放やインフラ改善などについて意見を交わしていたという。 『ハヤート』(11 … Read More

UNHCR中東・北アフリカ局長「ルクバーン・キャンプ内でテロリストや犯罪者が活動を続け、難民を人間の盾として利用している」(2018年11月9日)

UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)の中東・北アフリカ局のアミーン・アワド局長は、米主導の有志連合の占領下にあるヒムス県タンフ国境通行所一帯(55キロ地帯)に隣接するヨルダン北東部のルクバーン・キャンプに関して「永遠に … Read More

首都ダマスカスでBASMA協会主催のマラソン大会にガンを克服した児童らが参加(2018年11月9日)

ダマスカス県では、SANA(11月9日付)によると、小児ガン患者とその家族を支援するNGOのバスマ(BASMA)協会の主催のもと、「私たちは笑顔(バスマ)のために走りたい」と銘打ったマラソン大会が開催され、ガンを克服した … Read More

シリア軍によるイッザ軍攻撃を受けてトルコ軍部隊がイッザ軍とともにハマー県北部のラターミナ町でパトロール活動を開始(2018年11月9日)

ドゥラル・シャーミーヤ(11月9日付)によると、シリア軍、ないしはイラン・イスラーム革命防衛隊、ヒズブッラーによるハマー県ズラーキーヤート村一帯のイッザ軍拠点に対する攻撃を受けて、トルコ軍の使節団が反体制派支配下のハマー … Read More

トルコの庇護を受ける国民解放戦線を主導するシャーム自由人イスラーム運動、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構は、イッザ軍に対するシリア軍による攻撃に報復するとし臨戦態勢に(2018年11月9日)

トルコの庇護を受ける国民解放戦線に所属するアル=カーイダ系のシャーム自由人イスラーム運動は、シリア軍、ないしはイラン・イスラーム革命防衛隊、ヒズブッラーによるハマー県ズラーキーヤート村一帯のイッザ軍拠点に対する攻撃を受け … Read More

ハマー県北部の非武装地帯でシリア軍(ないしはイラン・イスラーム革命防衛隊とヒズブッラー)がイッザ軍を攻撃し拠点複数カ所を制圧(2018年11月9日)

ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が、ロシアとトルコの合意で設置された非武装地帯内に位置するズラーキーヤート村一帯でイッザ軍の拠点複数カ所を攻撃し、戦闘員22人が死亡した。 SANA(11月9日付)も、イッ … Read More

米主導の有志連合はダイル・ザウル県南東部のハジーン市を爆撃し、住民20人以上を殺害(2018年11月9日)

ダイル・ザウル県では、SANA(11月9日付)によると、米主導の有志連合がハジーン市を爆撃し、住民26人が死亡した。 ダーイシュ(イスラーム国)に近いアアマーク通信(11月9日付)によると、死者は40人にのぼるという。 … Read More

トルコが実質占領するアフリーン郡(アレッポ県)の国境に「オリーブの枝」国境税関所が開設される(2018年11月9日)

トルコのルフサル・ペクジャン通商大臣は、実質占領しているアレッポ県アフリーン郡とハタイ県を結ぶ「オリーブの枝」国境税関所を国境に設置、8日付で開通したと国会で、発表した。 アナトリア通信(11月9日付)が伝えた。 AFP … Read More

YPGはトルコの占領下にあるアフリーン郡(アレッポ県)でシャーム軍団とスルターン・ムラード師団の拠点を攻撃(2018年11月9日)

アレッポ県では、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)の広報センターによると、YPGはトルコ占領下のアフリーン郡のジンディールス町近郊のムハンマディーヤ村とアフリーン市で8日、シャーム軍団とスルタ … Read More

シリア軍はサファー丘(ダマスカス郊外県)の岩石砂漠地帯に潜伏するダーイシュに対する砲撃を再開(2018年11月9日)

ダマスカス郊外県では、ドゥラル・シャーミーヤ(11月9日付)によると、シリア軍(第4機甲師団)が、シリア政府と和解した反体制武装集団、パレスチナ人からなるクドス旅団とともに、スワイダー県東部に隣接するサファー丘の岩石砂漠 … Read More

ロシア難民受入移送居住センター:レバノンから93人、ヨルダンから514人の難民が帰国、避難民294人が帰宅(2018年11月9日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(11月9日付)を公開し、11月8日に難民607人が新たに帰国したと発表した。 このうちレバノンから帰国したのは93人(うち女性28人、子供47人)、ヨ … Read More

トルコの支援を受けるスルターン・ムラード師団が東グータ地方から退去してきたメディア活動家をアフリーン市で拘束(2018年11月8日)

アレッポ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(11月11日付)によると、トルコの占領下にあるアフリーン市で、スルターン・ムラード師団が、シリア政府との和解を拒否し、反体制武装集団とともにダマスカス郊外県東グータ地方から退去して … Read More

ダーイシュはダイル・ザウル県南東部のタンフ油田一帯のシリア民主軍拠点を襲撃、米主導の有志連合がこれに対して爆撃で応戦(2018年11月8日)

ダイル・ザウル県では、ドゥラル・シャーミーヤ(11月8日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)が7日晩、タンフ油田に近い西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の拠点を襲撃し、戦 … Read More

ドゥルーズ派のジュンブラート議員率いるレバノンの進歩社会主義党機関紙は、シリア軍ではなくロシア軍がダーイシュに拉致されたスワイダー県住民を解放したと主張(2018年11月8日)

レバノンのドゥルーズ派の指導者の一人タイムール・ジュンブラート議員(ワリード・ジュンブラート前議員の息子)が党首を務める進歩社会主義党の機関紙『アンバー』(11月8日付)は、スワイダー県東部でダーイシュ(イスラーム国)に … Read More

シリア軍はダーイシュが拘束していたスワイダー県東部の女性・子供全員の救出に成功(2018年11月8日)

SANA(11月8日付)は、7月にスワイダー県東部(スィブキー村一帯)でダーイシュ(イスラーム国)が拉致した女性や子供のうち殺害・解放されていなかった19人全員をシリア軍が解放することに成功したと伝えた。 拉致されていた … Read More

ロシア難民受入移送居住センター:レバノンから124人、ヨルダンから592人の難民が帰国、避難民276人が帰宅(2018年11月8日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(11月8日付)を公開し、11月7日に難民716人が新たに帰国したと発表した。 このうちレバノンから帰国したのは124人(うち女性38人、子供64人)、 … Read More

米国は、革命特殊任務軍が安全を確保したことでUNHCRとシリア赤新月社によるルクバーン・キャンプへの人道支援が完了したと発表(2018年11月8日)

米中央軍(CENTCOM)は、UNHCRとシリア赤新月社の支援チームによるヨルダン北東部のルクバーン・キャンプへの人道支援が、革命特殊任務軍が同地への物資搬入の安全を確保したことで成功裏に終了したと発表した。 ルクバーン … Read More

ヒズブッラーはレバノン国内でシリア人兵役忌避者を摘発し、シリア当局に引き渡す(2018年11月7日)

反体制系サイトのユーフラテス・ポスト(11月8日付)は、ヒズブッラーが7日、レバノン領内でシリア人兵役忌避者訳15人を拘束し、シリア当局に引き渡したと伝えた。 AFP, November 8, 2018、ANHA, No … Read More

シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構傘下の石油会社がイドリブ県の燃料を独占し、価格が急騰(2018年11月7日)

『ハヤート』(11月7日付)は、複数の活動家と地元消息筋の話として、反体制派の支配下にあるイドリブ県で燃料の価格が急騰し、住民が購入できなくなっていると伝えた。 同紙によると、ガソリン代は1バレル40,000シリア・ポン … Read More

反体制系サイトによると、シリア軍とロジャヴァはダイル・ザウル県の村々で住民を拉致し、首都ダマスカスに連行(2018年11月7日)

反体制系のジュスール・フラート・ネットワーク(11月7日付)は、シリア政府が西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍と協力して、ダイル・ザウル県内の村々で住民を拉致し、首都ダマスカ … Read More

ジェフリー米国務省シリア問題担当特使「YPG支援へのトルコの懸念に対応することで、ダーイシュに対する作戦が遅れている」(2018年11月7日)

ジェームズ・ジェフリー米国務省シリア問題担当特使は、報道向け声明を出し、トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領がシリア北東部のユーフラテス川以東の国境地帯で米主導の有志連合と西クルディスタン移行期民政局(ロジャ … Read More

トルコ軍はシリア北東部の国境地帯への越境攻撃を続け、YPG戦闘員複数が死傷、キリスト教会が被弾(2018年11月7日)

ハサカ県では、アナトリア通信(11月7日付)によると、10月28日以降越境攻撃を続けるトルコ軍は、ラアス・アイン市近郊のジーラーン村に向けて発砲、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)の戦闘員複数 … Read More