Monthly Archives: 8月 2015

ラタキア市内で大統領の甥スライマーン・アサド氏が空軍大佐を射殺(2015年8月7日)

シリア人権監視団は、アサド大統領の甥のスライマーン・アサド氏がラタキア市内でハッサーン・シャイフ空軍大佐を殺害したと発表した。 シャイフ空軍大佐が運転する車が、ラタキア市内のアズハリー交差点で、スライマーン氏の車を追い越 … Read More

オバマ米大統領「シリアで政治的解決への窓が少し開いたと考えている…。風がアサドにとって追い風でないとロシアとイランが理解するようになったからだ」(2015年8月7日)

バラク・オバマ米大統領はホワイトハウスでの記者団との会合でシリア情勢に触れ、「シリアで政治的解決への窓が少し開いたと考えている…。風がアサドにとって追い風でないとロシアとイランが理解するようになったからだ…。つまり、我々 … Read More

ファトフ軍がイドリブ県、ハマー県で再びシリア軍に対して攻勢(2015年8月7日)

ハマー県では、シリア人権監視団によると、シャーム自由人イスラーム運動、シャームの民のヌスラ戦線などからなるファトフ軍が、ガーブ平原に位置するマシーク村でシリア軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員、アジア系・アラブ系民兵と交戦し … Read More

ダーイシュ(イスラーム国)がラッカ市でWi-fiを不正使用したメンバーを摘発(2015年8月7日)

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、ラッカ市北部のバイダー公園近くで営業するインターネット・カフェ複数店舗が、ダーイシュ(イスラーム国)の強制捜査を受け、Wi-fiを不正使用していたメンバー2人を逮捕した。 一方、ク … Read More

シリアでの化学兵器の使用に対する責任追及にあたるための国連とOPWCによる合同査察機構の設置を定めた国連安保理決議第2235号が採択(2015年8月7日)

国連安保理は、シリアでの化学兵器の使用に対する責任追及にあたるため、国連と化学兵器禁止機関(OPWC)による合同査察機構を創設することを定めた決議第2235号を採択した。 米国が決議案を作成し、マレーシアの首都クアラルン … Read More

シリア人権監視団発表:紛争による死者数が24万人を越える(2015年8月6日)

シリア人権監視団は、2011年3月18日から2015年8月5日までのシリアでの紛争による死者数が24万人を越えたと発表した。 同監視団によると、死者総数は24万381人で、内訳は以下の通りだという。 民間人:11万1,6 … Read More

トルコ当局がダーイシュ(イスラーム国)支配下のタッル・アブヤド市に隣接するアクチャカレ一帯を「暫定軍事安全保障地帯」に指定(2015年8月6日)

ドゥラル・シャーミーヤ(8月6日付)は、シャンウルファ県のトルコ当局の話として、トルコ当局がシリア国境に面するアクチャカレ郡の3カ所を「暫定軍事安全地帯」を指定したと伝えた。 「暫定軍事安全地帯」指定は、8月6日から21 … Read More

トルコ国境地帯でヌスラ戦線とYPGが交戦(2015年8月6日)

シリア人権監視団によると、トルコ国境地帯に位置するイドリブ県アティマ村とアレッポ県ジンディールス町を結ぶ地域で、アル=カーイダ系組織のシャームの民のヌスラ戦線と西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊が交戦した。 戦闘は、 … Read More

シリア領内での有志連合の爆撃で「カリフ制の幼獣」8人を含むダーイシュ(イスラーム国)戦闘員51人が死亡(2015年8月6日)

シリア人権監視団は、有志連合戦闘機がラッカ県、ダイル・ザウル県、ハサカ県各所のダーイシュ(イスラーム国)に対して空爆を行い、過去48時間で戦闘員51人を殺害したと発表した。 空爆の標的となったダイル・ザウル県マヤーディー … Read More

ラトニー米国務省シリア問題担当特使がトルコでシリア国民連合幹部と会談、国民連合は「モスクワ3」開催に同意(2015年8月6日)

7月末にダニエル・ロビンスタイン氏の後任として新たに任命されたマイケル・ラトニー米国務省シリア問題担当特使が、トルコのイスタンブールでシリア革命反体制勢力国民連立政治委員会メンバーと会談し、ダマスカス郊外県ザバダーニー市 … Read More

米露、シリアでの塩素ガスの使用に関する国連安保理決議案をめぐって合意(2015年8月6日)

米国のジョン・ケリー国務長官とロシアのセルゲイ・ラブロフ外務大臣は訪問先のマレーシアの首都クアラルンプールで会談し、シリア情勢などへの対応について意見を交わした。 会談後、ケリー国務長官は、シリアでの塩素ガスの使用に関し … Read More

ムアッリム外務在外居住者大臣がオマーンを訪問し、アラウィー外務大臣と会談(2015年8月6日)

ワリード・ムアッリム外務在外居住者大臣(兼副首相)は、イランに続いてオマーンを訪問し、ユースフ・ビン・アラウィー外務大臣らオマーン外務省高官と会談した。 会談には、ファールーク・カッドゥール在オマーン・シリア大使らシリア … Read More

ダイル・ザウルで親政権民兵司令官が何者かにより暗殺(2015年8月5日)

ダイル・ザウル県では、ダーイシュ(イスラーム国)に対するシリア軍の戦いを指揮するイサーム・ザフルッディーン准将が擁する民兵組織「アッラーの獅子突撃隊」がフェイスブックを通じて、ダイル・ザウル市で活動する親政権民兵組織「東 … Read More

ヨルダン国連大使「シリア政府はシリア国内でテロや過激派の温床をはぐくむことで国際人道法に体系的に違反している」(2015年8月5日)

ヨルダンのディーナー・カアワール国連大使は、安保理議長および事務総長に宛てて書簡を送り、ヨルダンがシリア国内で活動するテロリストを支援しているとするシリア政府(バッシャール・ジャアファリー国連代表ら)の主張を否定した。 … Read More

シャーム自由人イスラーム運動は、ザバダーニー市停戦に向けたイランとの交渉が中断したと発表(2015年8月5日)

シャーム自由人イスラーム運動は声明を出し、ダマスカス県ザバダーニー市での停戦に向けてイランの高官と交渉していることを認めたうえで、イラン側がザバダーニー市からの住民の退去に固執したために交渉が中断したと発表、同市一帯の「 … Read More

トルコ外相「米国とともに”近く”ダーイシュ(イスラーム国)への全面戦争を行う」(2015年8月5日)

トルコのメヴリュト・チャヴシュオール外務大臣は訪問先のマレーシアの首都クアラルンプールでジョン・ケリー米国務長官と会談した。 会談後、チャヴシュオール外務大臣は「米軍の有人戦闘機および無人航空機がトルコのインジルリク空軍 … Read More

ダーイシュ(イスラーム国)がシリア軍との戦闘の末にヒムス県のカルヤタイン市を制圧か(2015年8月5日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、カルヤタイン市一帯でシリア軍がダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、同地一帯を空爆した。 これに関して、ダーイシュ(イスラーム国)ヒムス州広報局はまた、シリア軍との戦闘の末に、カルヤ … Read More

イドリブ県・ハマー県境でヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団が反転攻勢、ザイズーン発電所を奪還(2015年8月5日)

シリア人権監視団によると、イドリブ県南部のジスル・シュグール市一帯、ハマー県北部のガーブ平原一帯で、シリア軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員、アジア系・アラブ系戦闘員と、ハック旅団、シャーム軍団、スンナムン、第101歩兵師団 … Read More

トルコによるイラク北部のPKK拠点への爆撃、米国によるシリア北部の「安全保障地帯」設置、「穏健な反体制派」への支援に関する米トルコ間の合意の全貌(2015年8月5日)

『ハヤート』(8月5日付、イブラーヒーム・ハミーディー記者)は、ダーイシュ(イスラーム国)による領内での「テロ」に端を発するイラク北部へのトルコ軍の空爆やシリア北部での「安全保障地域」(安全保障島、جزيرة آمنة) … Read More

米軍の教練を受けた「穏健な反体制派」の第30師団が、ヌスラ戦線に事実上の降伏宣言、米国の意に反して活動方針をダーイシュ掃討から、ダーイシュおよびシリア政府との戦いに転換(2015年8月5日)

トルコ領内で米軍の教練を受け、シリア潜入直後にシャームの民のヌスラ戦線によって司令官らを拉致された「穏健な反体制派」の第30師団は、インターネットを通じて声明を出し、ダーイシュ(イスラーム国)とシリア政府と戦うために結成 … Read More

イドリブ県南部、ハマー県北部でシリア軍とファトフ軍らの戦闘続く(2015年8月4日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、フライカ村一帯、ハムカ丘一帯で、シリア軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員、アジア人・アラブ人戦闘員が、ハック旅団、ジュンド・アクサー機構、シャームの民のヌスラ戦線、スンナ軍、アンサー … Read More

シリア軍がタドムル市郊外でダーイシュ(イスラーム国)と交戦(2015年8月4日)

ヒムス県では、SANA(8月4日付)によると、タドムル市郊外のタマースィール村、タドムル市とワーディー・アブヤド・ダム一帯を結ぶ三角地帯、ジャズル・ガス採掘所一帯、シャーイル・ガス採掘所一帯で、シリア軍がダーイシュ(イス … Read More

ムアッリム外務在外居住者大臣がイランでアブドゥッラフヤーン外務副大臣およびボグダノフ露外務副大臣とそれぞれ会談(2015年8月4日)

ワリード・ムアッリム外務在外居住者大臣(兼副首相)がイランを訪問し、テヘランでホセイン・エミール・アブドゥッラフヤーン外務副大臣(アラブ・アフリカ担当)と会談、二国間関係、「テロとの戦い」への対応などについて協議した。 … Read More

カタールで米露サウジ外相が会談し、シリア情勢などについて意見を交わす(2015年8月3日)

ロシアのセルゲイ・ラブロフ外務大臣、ジョン・ケリー米国務長官、サウジアラビアのアブドゥルジュバイル外務大臣が、訪問先のカタールの首都ドーハで会談し、イラン核開発問題、シリア、イラクでのダーイシュ(イスラーム国)対策などに … Read More

米財務省はシリア政府に燃料供給などの支援を行っているとして7社、4名、船舶7隻に対して新たに制裁(2015年8月3日)

米財務省は声明を出し、シリア政府に燃料供給などの支援を行っているとして7社、4名、船舶7隻に対して資産凍結などの制裁措置を科したと発表した。 制裁対象となったのは、Eagle LLC社、モーガン添加剤製造社、ミレニヤム・ … Read More

アーネスト米ホワイトハウス報道官「米軍のシリア領内での作戦にシリア政府は介入すべきでない」(2015年8月3日)

ジョシュ・アーネスト米ホワイトハウス報道官は、米軍がトルコ領内で教練したシリアの「穏健な反体制派」に対する航空支援を決定したとする報道に関して、シリア政府は米軍のシリア領内での作戦に「介入すべきでない」と述べ、シリア政府 … Read More

ヌスラ戦線が米軍の教練を受けた「穏健な反体制派」(新シリア軍)メンバー5人を新たに拉致(2015年8月3日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アル=カーイダ系組織のシャームの民のヌスラ戦線が、アフリーン市郊外のカーフ村で、米軍の教練を受けトルコからシリア領内に入っていた「穏健な反体制派」の第30師団の戦闘員5人を新たに … Read More

イドリブ県でシリア軍戦闘機が墜落し30人以上が死亡、フライカ村一帯で戦闘続く(2015年8月3日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ファトフ軍の制圧下にあるアリーハー市中心街を空爆していたシリア軍戦闘機1機(MiG-21)が「技術的な問題」で墜落し、子供2人を含む31人が死亡、40人あまりが負傷した(その後死 … Read More

ハサカ市西部アブドゥルアズィーズ山一帯でダーイシュ(イスラーム国)とYPGが交戦(2015年8月3日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、ハサカ市西部のアブドゥルアズィーズ山の放送塔一帯で、ダーイシュ(イスラーム国)が西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊と交戦、人民防衛隊隊員2人が死亡した。 クッルナー・シュラカー … Read More

シャンマル族の民兵組織「サナーディード軍」カーミシュリー市内で祝賀パレード(2015年8月3日)

ハサカ県では、クッルナー・シュラカー(8月3日付)によると、カーミシュリー市内でシャンマル族の民兵組織「サナーディード軍」が、ハサカ市からのダーイシュ(イスラーム国)放逐を祝う祝賀行進を行った。 行進を行ったサナーディー … Read More