Monthly Archives: 6月 2016

アサド大統領はシリアのイスラーム教法曹界の代表団と会談(2016年6月22日)

アサド大統領は首都ダマスカスで、ムハンマド・アブドゥッサッタール・サイイド宗教関係大臣、アフマド・バドルッディーン・ハッスーン共和国ムフティーらシリアのイスラーム教法曹界の代表団と会談した。 会談はラマダーン月を記念した … Read More

ロシア軍と思われる戦闘機がダーイシュの主要拠点ラッカ市を爆撃し、住民25人以上が死亡(2016年6月21日)

ラッカ県では、シリア人権監視団などによると、戦闘機(シリア軍かロシア軍かは不明)がダーイシュ(イスラーム国)の中心拠点ラッカ市を複数回にわたり空爆し、住民25人が死亡、数十人が負傷した。 クッルナー・シュラカー(6月22 … Read More

アアザーズ作戦司令室はファトフ軍に所属するスンナ軍のアアザーズ市一帯からの退去を求めるが、スンナ軍はこれを事実上拒否(2016年6月21日)

アレッポ県では、シャームの民のヌスラ戦線などのジハード主義武装集団を含む「反体制派」の拠点都市アアザーズ市一帯で活動するアアザーズ作戦司令室は声明(第1号)を出し、ヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動などのジハード主 … Read More

シャーム自由人イスラーム運動はトルコ国境に近い拠点都市アアザーズ市(アレッポ県)でダーイシュ系のイスラーム・ムサンナー運動幹部を逮捕(2016年6月21日)

アレッポ県では、クッルナー・シュラカー(6月21日付)によると、シャーム自由人イスラーム運動は、アアザーズ市でイスラーム・ムサンナー運動の幹部アブー・ヤマーン・シャムスィー氏を逮捕した。 シャムスィー氏は兄弟とともに、ト … Read More

レバノンのヒズブッラーはシリア領内で初の民兵組織「ザイン・アービディーン旅団」を結成(2016年6月21日)

クッルナー・シュラカー(6月21日付)は、レバノンのヒズブッラーが、ダイル・ザウル県で民兵組織「ザイン・アービディーン旅団」を結成したと伝えた。 ダイル・ザウル県はダイル・ザウル市など一部を除き、ダーイシュ(イスラーム国 … Read More

イスラーム軍、ラフマーン軍がダマスカス郊外県東グータ地方で反転攻勢に転じる一方、ロシア軍、シリア軍はアレッポ市周辺一帯をクラスター爆弾、白リン弾で爆撃(2016年6月21日)

ダマスカス郊外県では、イスラーム軍は声明を出し、東グータ地方マルジュ・スルターン村一帯でシリア軍との2日にわたる戦闘の末、バハーリーヤ村郊外のバハーリーヤ丘一帯を制圧した。 またドゥラル・シャーミーヤ(6月21日付)によ … Read More

ダーイシュはシリア軍が進軍するラッカ県の複数村を、YPG主体のシリア民主軍が包囲するマンビジュ市周辺の複数村を奪還(2016年6月21日)

ラッカ県では、SNN(6月21日付)などによると、ダーイシュ(イスラーム国)がラサーファ市、アブー・アラージュ村一帯などで反撃し、シリア軍は同地から撤退した。 これに関して、シリア人権監視団は、ロシア軍が20日にラッカ県 … Read More

米軍主導の有志連合は17~20日の4日間にYPG主体のシリア民主軍が包囲するマンビジュ市一帯に27回の爆撃を実施(2016年6月21日)

米中央軍(CENTCOM)は、6月17日~20日までの4日間のシリア、イラク両国での有志連合の戦果をHPで発表した。 発表によると、6月17日はシリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して27回の空爆を … Read More

欧米の支援を受ける「新シリア軍」が拠点を置くヨルダンのラクバーン地区でヨルダン軍国境警備隊を狙った自爆攻撃が発生し、兵士ら6人が死亡、ヨルダン軍は国境地帯を封鎖(2016年6月21日)

ヨルダン北東部のシリア国境に面するルクバーン地区にあるヨルダン軍国境警備隊の検問所近くで爆弾を積んだ車が自爆し、兵士をら6人が死亡、14人が負傷した。 これを受け、ヨルダン軍は対シリア・イラク国境地帯を軍事閉鎖地区に指定 … Read More

駐トルコのシリア国民連合幹部は世界難民の日に合わせてトルコ領内の難民キャンプを訪問(2016年6月21日)

トルコのイスタンブールで活動するシリア革命反体制勢力国民連立のアナス・アブダ代表、同連立傘下の暫定内閣首班のジャワード・アブー・ハトブ氏ら、連立の幹部は「世界難民の日」(6月20日)に合わせて、シリア国境に近いイスラーヒ … Read More

ジハード主義武装集団がダマスカス郊外県東グータ地方で反転攻勢(2016年6月20日)

ダマスカス郊外県では、ARA News(6月20日付)によると、イスラーム殉教者旅団、アジュナード・シャーム・イスラーム連合などからなるジハード主義武装集団がシリア軍に対して自爆攻撃を行い、ダーライヤー市とムウダミーヤト … Read More

シリア軍はダーイシュの拠点都市タブカ市(ラッカ県)に向けて進軍を続ける(2016年6月20日)

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍、砂漠の鷹旅団、海軍特殊部隊、颶風の鷹などからなる人民防衛諸集団が、ラッカ市およびタブカ航空基地(航空基地)に向けて進軍を続け、ダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。 これ … Read More

シリア政府はトルコ軍による領土侵犯を国連安保理に報告(2016年6月20日)

バッシャール・ジャアファリー国連シリア代表は安保理に書簡を提出、トルコ軍が5月にイドリブ県カーフ村、アティマ村、アクラバート村に重機を投入し、陣地、監視施設などを設営、また6月にはハサカ県カーミシュリー市北西部に全長15 … Read More

イラン革命防衛隊クドス軍団のソレイマーニー少将がイラクのファッルージャからシリアへ(2016年6月20日)

メフル通信(6月20日付)は、イラン・イスラーム革命防衛隊クドス軍団のガーセム・ソレイマーニー少将がシリアに向かったと伝えた。 ソレイマーニー少将のシリア訪問は、アレッポ市南部郊外ハルサ村一帯でのシリア軍、ヒズブッラー戦 … Read More

石油鉱物資源大臣ら4閣僚が人民議会の答弁で石油燃料価格引き上げの必要を力説(2016年6月20日)

人民議会は、国内通商消費者保護省による石油燃料の値上げ決定に関する審議を継続した。 審議では多くの議員が値上げ決定に異議を唱えるなか、スライマーン・アッバース石油鉱物資源大臣が答弁し、石油部門が紛争によって2016年第1 … Read More

ロシア軍のゲラシモフ参謀総長「シリア情勢で忍耐が尽きたのは米国ではなく我々だ」(2016年6月20日)

ロシア軍のヴァレリー・ゲラシモフ参謀総長は「シリア情勢で忍耐が尽きたのは米国ではなく我々の方だ」と述べ、15日のジョン・ケリー米国務長官の発言を批判した。 ゲラシモフ参謀総長はまた「ロシア国防省は米国側にダーイシュ(イス … Read More

イスラエル軍がシリア領内でのダーイシュとの「テロとの戦い」参戦か?:ダルアー県で活動するダーイシュ系組織の自走式地対空ミサイル・システムを破壊(2016年6月19日)

ARA News(6月20日付)は、ダルアー県の複数の活動家の話として、イスラエル軍が県西部のヤルムーク川流域に配備されていた旧ソ連製の自走式地対空ミサイル・システム「2K12」(SA-6)を破壊したと伝えた。 ウマル・ … Read More

ダマスカス郊外県東グータ地方、アレッポ市南部郊外でシリア軍とジハード主義武装集団の戦闘続く(2016年6月19日)

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、東グータ地方のジスリーン町一帯でシリア軍とジハード主義武装集団が交戦し、シリア軍が同地を激しく砲撃した。 シリア軍はまたザマルカー町とダマスカス県ジャウバル区を結ぶ地下トン … Read More

シリア・ロシア軍戦闘機がダーイシュの主要拠点の一つラッカ県タブカ市を激しく爆撃するなか、地上部隊は同市10キロ地点に到達(2016年6月19日)

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍、砂漠の鷹旅団などの人民防衛諸集団がロシア軍の航空支援を受け、タブカ市・ラサーファ村・イスリヤー村分岐点一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦、シリア軍広報局によると、サウ … Read More

ハサカ県カーミシュリー市のシリア正教会近くで自爆テロ発生(2016年6月19日)

ハサカ県では、SANA(6月19日付)によると、カーミシュリー市ウスターニー地区で、自爆ベルトを着用した男性が自爆し、3人が死亡、5人が負傷した。 クッルナー・シュラカー(6月19日付)によると、爆発はアッシリア教徒の民 … Read More

トルコ軍国境警備隊は領内に越境しようとしたシリア人難民11人を射殺(2016年6月19日)

シリア人権監視団によると、トルコ軍国境警備隊がトルコ領内に越境しようとしていたシリア人難民少なくとも11人を射殺した。 トルコ軍国境警備隊が射殺したのは、女性2人、子供4人で、イドリブ県ヒルバト・ジャウズ村に近い国境を越 … Read More

首都ダマスカスで石油燃料の値上げに抗議する異例の座り込みデモ(2016年6月19日)

AFP(6月19日付)は、燃料費引き上げを求める座り込みデモが首都ダマスカスの人民議会議事堂前で行われ、参加者は「値上げ反対、国民は飢え死にする」、「汚職反対」、「人民議会よ、国民とともにあれ、値上げ反対と言え」といった … Read More

ロシア国防省は、欧米諸国が支援する「新シリア軍」拠点へのロシア軍爆撃をめぐって米国との連携態勢を改善し、「事故」を回避するための意見交換を米国と行ったと発表(2016年6月19日)

ロシア国防省のイゴール・コナシェンコフ報道官は声明を出し、ロシア軍戦闘機が米国などの欧米諸国の支援を受ける「新シリア軍」を空爆した件に関して、「シリア国内でのテロ組織との戦いにおける連携態勢を改善し、同国における軍事作戦 … Read More

ヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動、第13師団などからなるファトフ軍は、アレッポ市南部郊外のシリア軍、ヒズブッラー、イラン革命防衛隊の拠点3カ村を制圧、ロシア軍の爆撃支援がないことが敗北の主因(2016年6月18日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市南部郊外のハルサ村一帯で、シャームの民のヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動、「穏健な反体制派」の第13師団(自由シリア軍)からなるなどからなるファトフ軍がシリア軍 … Read More

YPG主体のシリア民主軍はマンビジュ市一帯でダーイシュとの戦闘を続ける(2016年6月18日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がマンビジュ市一帯でダーイシュ(イスラーム国)との戦闘を続けた。 シリア民主軍所属のマンビジュ軍事 … Read More

カーター米国防長官は、欧米諸国が支援する「新シリア軍」へのロシアの爆撃を批判しつつ、「誤爆」との見方を示す(2016年6月18日)

アシュトン・カーター米国防長官は、16日にシリア・イラク国境のタンフ国境通行所一帯でのロシア軍による「新シリア軍」拠点の空爆に関して、「この事件はロシア軍がダーイシュ(イスラーム国)と戦う部隊を攻撃している一例だ」と述べ … Read More

ロシアのショイグ国防大臣がシリア駐留ロシア軍の拠点を視察、アサド大統領と会談(2016年6月18日)

アサド大統領は、ラタキア県フマイミーム航空基地のシリア駐留ロシア軍司令部などを視察するためにシリアを訪問中のセルゲイ・ショイグ国防大臣と会談し、シリア・ロシア両国の軍事協力関係、シリア領内での「テロとの戦い」の合同作戦な … Read More

ロシア国防省はシリア国内での任務中に重傷を負ったロシア軍兵士が死亡したと発表(2016年6月17日)

ロシア外務省は、ヒムス県で、人道支援物資を輸送するロシアの支援チームの車輌に警護のために随行していたロシア軍兵士1人(ラタキア県フマイミーム航空基地のシリア駐留ロシア軍司令部に設置された当事者和解調整センター付の兵士)が … Read More

民主統一党(PYD)幹部がブリュッセルでのシリア国民連合と民主的変革諸勢力国民調整委員会の会合に参加か(2016年6月17日)

バスニュース(6月16日付)は、西クルディスタン移行期民政局に近い匿名クルド人指導者の話として、民主統一党の支持団体である民主連合運動(TEV-DEM)の幹部の一人アルダール・ハリール氏が、ベルギーの首都ブリュッセルで開 … Read More

アレッポ市南部郊外のハルサ村一帯でヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動、第13師団などからなるファトフ軍がシリア軍、ヒズブッラー戦闘員、イラン革命防衛隊などに対して攻勢を激化(2016年6月17日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員、イラン人・アフガン人などの外国人戦闘員が、シャームの民のヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動、第13師団などからなるファトフ軍とアレッポ … Read More