月別アーカイブ: 2015年9月

イスラエルは、ロシアによるシリアへの軍事・技術協力増強容認の代償として、シリア、レバノンへの「必要に応じた領空侵犯」黙認をロシア側に求める(2015年9月26日)

『ハヤート』(9月26日付)は、イスラエルの軍部・政界の話として、ベンヤミン・ネタニヤフ首相およびイスラエル軍幹部のロシア訪問(21日)で、ロシアによるシリアへの軍事・技術協力増強に伴う緊張を軽減するため、イスラエル側が … Read More

米中央司令部は、「穏健な反体制派」新規戦闘員約70人がアル=カーイダ系のヌスラ戦線に装備の25%を引き渡していたことを認める(2015年9月25日)

米中央軍は、25日午後1時頃、最近になってシリアに進入した「穏健な反体制派」新規戦闘員約70人(第30師団、新シリア軍)の司令官が、作戦実行地域内での安全な移動を確保するため、アル=カーイダ系組織のシャームの民のヌスラ戦 … Read More

シリアで戦闘に参加しているロシア軍兵士とされる動画公開(2015年9月25日)

AFP(9月25日付)は、シリア国内でシリア軍とともに戦闘に参加しているというロシア軍兵士の動画(https://youtu.be/o1lCLPV4xbE)をユーチューブなどを通じて配信した。 ロシア軍兵士とされる男性は … Read More

ヒズブッラーのナスルッラー書記長「一部の大国がシリア政府とその同盟者の不屈を前に従来の姿勢を転換させているようだ」(2015年9月25日)

ヒズブッラーのハサン・ナスルッラー書記長はマナール・チャンネル(9月25日付)のインタビューに応じ、そのなかでシリア情勢について、一部の大国がシリア政府とその同盟者の不屈を前に従来の姿勢を転換させつつある、との見方を示し … Read More

クナイトラ県の反体制武装集団が「堪え忍ぶ者たちに吉報をもたらせ」と銘打って、シリア軍への攻撃を激化(2015年9月25日)

クナイトラ県では、クッルナー・シュラカー(9月25日付)によると、クナイトラ県で活動する反体制武装集団が、ダマスカス郊外県西グータ地方に対するシリア政府の包囲を解除するため「堪え忍ぶ者たちに吉報をもたらせ」の戦いを開始し … Read More

アレッポ県で、有志連合、シリア軍、YPG主体のユーフラテスの火山作戦司令室がダーイシュ(イスラーム国)に爆撃・砲撃(2015年9月25日)

アレッポ県では、ARA News(9月25日付)によると、有志連合は米トルコ両政府が設置合意した「安全地帯」の反体制武装集団のハルバル村、タラーリーン村、スーラーン町、アフティムッラート村のダーイシュ(イスラーム国)拠点 … Read More

ハモンド英外相はアサド大統領との対話の必要を改めて強調する一方で、フランス外務省報道官はこれを依然として拒否(2015年9月25日)

英国のフィリップ・ハモンド外務大臣は『ル・モンド』(9月25日付)のインタビューで、シリア情勢に関して「もし我々は、アサドがその一部をなす権力の移譲をめぐって合意にいたるのであれば、このプロセスにおけるアクターとして彼と … Read More

ラタキア市に「観光客でない…ロシア人来訪者」が増加(2015年9月25日)

AFP(9月25日付)は、ラタキア市などのホテル、レストランで、「観光客でない…ロシア人来訪者」が増加しているとしたうえで、彼らがロシアからの軍事・技術支援強化の一環でシリアに派遣された人員である可能性が高いと伝えた。 … Read More

ヌスラ戦線に近いサウジアラビア人説教師のムハイスィニー氏がダマスカス郊外県ザバダーニー市一帯、イドリブ県フーア市・カファルヤー町一帯での一時停戦合意が正式に成立したと発表(2015年9月24日)

シャームの民のヌスラ戦線に近いサウジアラビア人説教師のアブドゥッラー・ムハイスィニー氏(ジハード布教者センター代表)は、音声声明を出し、ダマスカス郊外県ザバダーニー市一帯、イドリブ県フーア市・カファルヤー町一帯での一時停 … Read More

「穏健な反体制派」と目されるアターリブ革命家連合は有志連合が軍事教練した第30師団との関係を否定(2015年9月24日)

「穏健な反体制派」と目されるアターリブ革命家連合は声明を出し、自分たちが第30(歩兵)師団(ないしは「新シリア軍」)に所属しておらず、有志連合と強調せずにダーイシュ(イスラーム国)との戦闘を行っていると発表した。 AFP … Read More

ザバダーニー市(ダマスカス郊外県)、フーア市・カファルヤー町(イドリブ県)一帯での停戦合意が正式に成立(2015年9月24日)

『ハヤート』(9月25日付)は、信頼できる複数の消息筋の話として、ザバダーニー市を中心とするダマスカス郊外県西部一帯、フーア市、カファルヤー町を含むイドリブ県一帯での停戦合意における「第1段階」(戦闘員、住民などの退避、 … Read More

シリア軍がアレッポ市でジハード主義武装集団との戦闘を続ける(2015年9月24日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、ラトヤーン村をシリア軍が空爆する一方、アレッポ市カルム・タッラーブ地区(ナイラブ航空基地近郊)一帯で、シリア軍、国防隊、クドス旅団(パレスチナ人)がジハード主義武装集団と交戦した … Read More

シリア軍がタドムル市(ヒムス県)一帯、サフィール市東部(アレッポ県)のダーイシュ(イスラーム国)に対して攻勢を続ける(2015年9月24日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がUNESCO世界文化遺産のパルミラ遺跡を擁するタドムル市郊外にあるファフルッディーン砦一帯のダーイシュ(イスラーム国)拠点などを空爆した。 シリア人権監視団は「物的被害が … Read More

ドイツのアンゲラ首相も英米トルコに続いて、アサド大統領の対話への参加を是認する一方、フランスのオランド大統領はアサド大統領の退任を改めて主唱(2015年9月24日)

ドイツのアンゲラ・メルケル首相は、シリアなどから欧州に流入を続ける難民・移民問題への対応を協議するためのEU緊急首脳会議で、シリア情勢に触れ、「バッシャール・アサド大統領は、シリアの紛争を解決するためのいかなる交渉におい … Read More

トルコのエルドアン大統領は「移行プロセスはアサドがいても行える」と述べ、英仏に続いて初めてアサド政権の存続に含みを持たせる(2015年9月24日)

トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領はイード・アドハーの集団礼拝後に、記者団に対して、「トルコはシリアの領土保全を守ろうとしており、シリア国民のためにテロ組織を排除した地域を作ろうとしている」と主張、そのため … Read More

イラン外務省報道官「米国はシリア危機の政治的解決を阻止している」(2015年9月24日)

イラン外務省マルズィヤ・アフハム報道官は、ロシアのシリアへの軍事・技術支援強化への懸念を表明する米政府、とりわけジョン・ケリー国務長官の最近の発言に関して、「事実に矛盾しており、他人に危機の責任を押しつけようとする」と批 … Read More

アサド大統領がイード・アル=アドハーの集団礼拝に参列(2015年9月24日)

アサド大統領は、政府、バアス党幹部、共和国ムフティーのアフマド・バトルッディーン・ハッスーン師をはじめとするイスラーム教法曹界代表らとともにダマスカス県ドゥンマル地区内にあるアーディル・モスクでイード・アル=アドハー(犠 … Read More