Monthly Archives: 10月 2015

エジプトのシュクリー外相はロシア軍によるシリア爆撃への支持を表明(2015年10月4日)

エジプトのサーミフ・シュクリー外務大臣は、UAEの衛星テレビ局アラビーヤ(10月4日付)に対して、ロシア軍によるシリア空爆がシリア国内の「テロとの戦い」に貢献するだろうと述べ、支持を表明した。 シュクリー外務大臣は、「( … Read More

シリア軍は、ロシア軍の爆撃と並行して、ハマー県、イドリブ県、ラタキア県、ヒムス県などでファトフ軍の拠点を攻撃・爆撃(2015年10月4日)

ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍は、ザカート村一帯、バッサ村を砲撃した。 一方、SANA(10月4日付)によると、シリア軍がアクラブ町で、シャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団の拠点を集 … Read More

アレッポ市内でYPGとアル=カーイダ系のヌスラ戦線が交戦(2015年10月4日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市ブスターン・バーシャー地区、シャイフ・マクスード地区周辺で、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊がアル=カーイダ系組織のシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主 … Read More

シリア軍は、ロシア軍の爆撃と並行して、ハマー県、ヒムス県のダーイシュ(イスラーム国)拠点を爆撃、有志連合はハサカ県でYPGを爆撃支援(2015年10月4日)

ハマー県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)の支配下にあるウカイリバート町一帯でのシリア軍の空爆により、住民4人が死亡した。 一方、SANA(10月4日付)によると、シリア軍がラフジャーン村、ウカイ … Read More

ロシア軍がイドリブ県、ヒムス県、ラッカ県でダーイシュなどの拠点への爆撃を続ける(2015年10月4日)

ロシア空軍(国防省)のイゴール・カリモフ報道官は、シリア領内での空爆に関して、過去24時間で、ロシア軍のSu-34、Su-24M、Su-25がシリア国内の10カ所に対して20回の空爆を行い、ダーイシュ(イスラーム国)など … Read More

ダルアー県で反体制武装集団メンバー450人、民間人法律違反者250人が集団投降、「解放区」の自治失敗などが要因(2015年10月3日)

SANA(10月3日付)などは、ダルアー県のイズラア市で、反体制武装集団メンバー約450人が地元和解プロセスの一環で治安当局に投降し、武器を引き渡したと伝えた。 投降した戦闘員はその後、放免となったという。 SANAはま … Read More

ラタキア県北部にシリア軍戦闘機1機が墜落(2015年10月3日)

ARA News(10月4日付)は、ラタキア県トルクメン山(ラビーア町一帯)に、シリア軍戦闘機1機が墜落したと伝えた。 イドリブ県で活動するファトフ軍の前線司令官の一人、ムハンマド・ナスル氏によると、「反体制武装組織は、 … Read More

シリア・ムスリム同胞団「ロシアへの防衛ジハードは義務」(2015年10月3日)

シリア・ムスリム同胞団は声明を出し、ロシア軍によるシリア領内での空爆開始を受け、ロシアに対するジハードを呼びかけた。 声明において、同胞団は「我々は今日、防衛ジハードが、武器を手にすることができるすべての者にとっての義務 … Read More

ヒムス県タドムル市一帯でダーイシュ(イスラーム国)が女性住民にメンバーとの結婚を強要し、避難民が急増(2015年10月3日)

ヒムス県では、ARA News(10月3日付)は、ダーイシュ(イスラーム国)によって支配されているタドムル市一帯からの避難民が「異常」に増加していると伝えた。 これに関して、マーヒル・アブー・タイイバを名乗る地元の活動家 … Read More

クナイトラ県で、元ヌスラ戦線司令官のシャーム自由人イスラーム運動司令官がアフマル丘一帯での戦闘で戦死(2015年10月3日)

クナイトラ県では、「堪え忍ぶ者たちに吉報をもたらせ」合同作戦司令室は、クナイトラ県北部での作戦の第2段階を開始し、アフマル丘を制圧したと発表した。 この戦闘では、クッルナー・シュラカー(10月3日付)によると、アフマル丘 … Read More

ロシア軍がシリア軍の支援を受け、イドリブ県、ハマー県、ラッカ県での爆撃を続け、クッルナー・シュラカーによるとイドリブ県で一家9人を含む11人が死亡(2015年10月3日)

SANA(10月3日付)によると、シリア軍の支援を受けたロシア空軍戦闘機がイドリブ県、ハマー県、ラッカ県で前日に引き続き、空爆を実施した。 ロシア国防省のイゴール・コナシンコフ報道官によると、ロシア空軍は過去24時間で9 … Read More

ロシア軍参謀本部「30日に開始されたシリア領内59カ所以上に対する60回以上の爆撃で、ダーイシュ(イスラーム国)などテロ組織のインフラを破壊、600人の残党が欧州に向けて逃亡しようとしている」(2015年10月3日)

ロシア軍参謀本部は、9月30日に開始されたロシア空軍によるシリア領内での空爆に関して、59カ所以上の標的を60回以上にわたり空爆し、ダーイシュ(イスラーム国)をはじめとする国際テロ組織のインフラを破壊したと発表した。 ま … Read More

ハンガリーのシーヤールトー外相「移民問題とシリア和平はロシアの協力が必要」(2015年10月3日)

シーヤールトー・ペーテル・ハンガリー外務貿易大臣はAFP(10月3日付)に対し、シリアの紛争および欧州における難民・移民問題を解決するため、ロシアと協力するよう呼びかけた。 シーヤールトー外務貿易大臣は「移民の根本原因に … Read More

「ダーイシュ(イスラーム国)との戦い」の名のもとにPKKへの攻撃を続けるトルコのエルドアン大統領は、ロシアがダーイシュではなく反体制派を攻撃していると批判、シリア爆撃の再考を求める(2015年10月3日)

トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領はカタールの衛星テレビ局ジャズィーラ・チャンネル(10月3日付)に対して、ロシアのヴラジミール・プーチン大統領はシリア領内でのロシア軍による空爆によって民間人数十人が犠牲に … Read More

フランスのオランド大統領「ダーイシュ(イスラーム国)のみを爆撃すべきとロシアに伝える」(2015年10月3日)

フランスのフランソワ・オランド大統領は、2日に開催されたウクライナ和平協議に出席するためにパリを訪問中のロシアのヴラジミール・プーチン大統領との会談後の記者会見で、ロシア軍によるシリア領内での空爆に関して、プーチン大統領 … Read More

ファロン英国防相「ロシア軍の爆撃のうち、ダーイシュ(イスラーム国)を標的としているのは全体の5%だけ」(2015年10月3日)

英国のマイケル・ファロン国防大臣は、『サン』(10月3日付)のインタビューに応じ、そのなかでロシア軍によるシリア領内での空爆に関して、「彼ら(ロシア軍)は、民間人の居住地域に爆弾を投下し、民間人を殺害している…。彼らはア … Read More

チェチェン共和国のカディロフ大統領がプーチン大統領の要請を受け、シリアへの派兵を決定(2015年10月2日)

『ハヤート』(10月3日付)は、チェチェン共和国(ロシア連邦)のラムザン・カディロフ大統領が、ロシア軍が開始したシリア領内での空爆に関して、ヴラジミール・プーチン大統領の要請に応じ、「ダーイシュ(イスラーム国)と戦うため … Read More

シリア軍がクナイトラ県で反体制武装集団との戦闘を続ける(2015年10月2日)

クナイトラ県では、SANA(10月2日付)によると、シリア軍が人民防衛諸組織とともに、ハミーディーヤ村、ウーファーニヤー村、アブー・シャッタ村でシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦し、複数の戦闘 … Read More

ロシア軍、シリア軍がアレッポ県、イドリブ県、ハマー県、ラッカ県、ラタキア県のダーイシュ(イスラーム国)など「国際テロ組織」への爆撃を続ける(2015年10月2日)

アレッポ県、イドリブ県、ハマー県、ラッカ県では、SANA(10月2日付)によると、シリア空軍の支援を受けたロシア空軍戦闘機が、ダーイシュ(イスラーム国)の司令部複数カ所、武器庫複数棟、車輌数十輌を空爆、破壊した。 これに … Read More

潘国連事務総長、国際テロ組織のみを爆撃の標的とするようロシアに要請(2015年10月2日)

潘基文国連事務総長は声明を出し、ロシア軍によるシリア領内での空爆開始に関して、国連の諸決議において「テロ組織」と認定された勢力のみに空爆を限定し、民間人の犠牲を回避するよう努めるよう求めた。 AFP, October 2 … Read More

シリア国民連合がアル=カーイダ系組織などとともに、国連安保理議長声明で承認されたデミストゥラ・シリア問題担当国連アラブ連盟共同特別代表提案の作業グループを拒否(2015年10月2日)

シリア革命反体制勢力国民連立は声明を出し、スタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連アラブ連盟共同特別代表が提案し、国連安保理議長声明(S/PRST/2015/15)で設置への支持が表明された、シリア紛争解決に向けた四 … Read More

ムアッリム外務在外居住者大臣が国連総会で演説「爆撃はシリア国内でテロと戦う唯一の勢力であるシリア・アラブ軍との協力がなされない限りは無駄なものとなる」(2015年10月2日)

ワリード・ムアッリム外務在外居住者大臣が国連総会で一般討論演説を行った。 SANA(10月2日付)が伝えた。 ムアッリム外務在外居住者省の主な発言は以下の通り: 「安保理が国連憲章第7章に基づいて採択した(テロとの戦いに … Read More

マレーシアのラザク首相はシリア人難民3,000人の受け入れを表明(2015年10月2日)

マレーシアのナジブ・ラザク首相は、国連総会で一般討論演説を行い、シリア人難民3,000人を受け入れる用意があると述べた。 ARA News(10月2日付)などが伝えた。 AFP, October 2, 2015、AP, … Read More

ダイル・ザウル県内でダーイシュ(イスラーム国)とムーハサン市住民の対立が激化(2015年10月2日)

ダイル・ザウル県では、ARA News(10月2日付)は、複数の消息筋の話として、ムーハサン市で、ダーイシュ(イスラーム国)メンバーと、ダーイシュに追従していた同市の指導者との間で対立が激化し、ダーイシュと部族民兵の交戦 … Read More

南部戦線(自由シリア軍)「ロシア軍とイラン軍への攻撃は我々の部隊にとって合法的な標的」(2015年10月2日)

ダルアー県で活動する南部戦線(自由シリア軍)は、ロシア軍によるシリア領内での空爆開始を受けて声明を出し、「ロシア、イラン両政府はシリア国民の真の敵」としたうえで、占領への抵抗を保障した国際法に基づき「ロシア軍とイラン軍へ … Read More

オバマ米大統領「「穏健な反体制派」への軍事教練の失敗は、彼らが「樽爆弾」の攻撃を受けており、ダーイシュとの戦闘に集中できないため」(2015年10月2日)

バラク・オバマ米大統領は記者会見で、ロシアがダーイシュ(イスラーム国)と「イスラーム教スンナ派の反体制派」を区別せずに空爆していると述べた。 また「穏健な反体制派」への軍事教練の失敗に関して、彼らが「樽爆弾」の攻撃を受け … Read More

菅官房長官「仮にロシアがダーイシュ以外の対象を攻撃したのが事実であれば、シリア情勢のさらなる悪化につながり、懸念せざるを得ない」(2015年10月2日)

菅義偉官房長官は2日午前の記者会見で、ロシアがシリア領内で開始した空爆について、米国が「無差別な軍事作戦だ」と批判したことに関連して、「仮にロシアがダーイシュ以外の対象を攻撃したのが事実であれば、シリア情勢のさらなる悪化 … Read More

ロシア軍が「無差別爆撃」しているとされるシリアの反体制派とは?:『国際情勢紀要』所収論考(PDF版)より

青山弘之「シリア反体制武装勢力の同質性と異質性:アル=カーイダ系組織、ジハード主義者、「穏健な反体制派」 『国際情勢紀要』第85号(http://www.sekaiseikei.or.jp/kokujo2014.pdf) … Read More

イラン兵士数百人がシリア国内で本格化するとされている地上作戦に向けてシリアに派遣か?(2015年10月1日)

ARA News(10月2日付)は、複数の反体制筋、外交筋が、イラン兵士数百人が、シリア国内で本格化するとされている地上作戦を支援するために、シリアに派遣されたと主張している、と伝えた。 AFP, October 2, … Read More

シリア・イスラーム評議会「ロシアとの戦いはもっとも偉大なジハード」(2015年10月1日)

トルコで活動するシリア・イスラーム評議会は声明を出し、ロシア軍がシリア領内での空爆を開始したことに関して「あからさまな内政干渉、侵略行為」と非難、「暴君を救済するため…攻撃と殺戮を行う占領軍であるロシア」に対して、「すべ … Read More