Monthly Archives: 10月 2015

ロシア軍がシリア各地に過去最大規模の爆撃を実施(2015年10月10日)

ロシア国防省のイゴール・コナシェンコフ報道官は、ロシア軍が過去24時間で、ダーイシュ(イスラーム国)など国際テロ組織の拠点・標的55カ所に、64回の空爆を行った、と発表した。 1日に64回という空爆の規模は、9月30日に … Read More

シリア領空での爆撃作戦を調整するための米ロシア協議再開の準備整う(2015年10月10日)

AFP(10月10日付)によると、米国防総省は、米国とロシアの間で、シリア領空での空爆作戦を調整するための協議を再開する準備が整ったと発表した。 ピーター・クック国防総省次官は「国防総省は、ロシア外務省から、シリア領内で … Read More

ドイツに入国したシリア難民のうち3分の2がシリア政府の暴力、3分の1がダーイシュ(イスラーム国)の暴力から逃れて移民(2015年10月10日)

『ハヤート』(10月11日付)は、ドイツに入国したシリア難民を対象とした世論調査の結果、92%の回答者が国内での暴力を逃れてきたと回答した。 同報道によると、そのうち約3分の2がシリア軍の暴力、3分の1がダーイシュ(イス … Read More

ムジャーヒディーン軍がアレッポ市でロシア軍偵察機を撃墜か?(2015年10月10日)

ムジャーヒディーン軍のアレッポ市ラーシディーン地区作戦司令室のアミーン大尉を名乗る戦闘員は、クッルナー・シュラカー(10月10日付)に対して、7日にハーン・アサル村近郊で、ロシア軍の偵察機を撃墜したと述べた。 AFP, … Read More

米国防総省は「穏健な反体制派」への教練プログラムを廃止、シリア国内の反体制派への限定的武器供与に方針転換し、高性能兵器が「テロリスト」の手に渡らないよう配慮!(2015年10月9日)

『ニューヨーク・タイムズ』(10月9日付)は、バラク・オバマ米政権が、トルコ領などでの「穏健な反体制派」教練プログラムを廃止し、同プログラムのために計上された予算(5億米ドル)の残額を、今後はシリア国内ですでに活動してい … Read More

アル=カーイダ系組織のシャーム自由人イスラーム運動を含む武装集団がアレッポ県で新たな軍事連合組織「シャーム軍」を結成(2015年10月9日)

アル=カーイダ系組織のシャーム自由人イスラーム運動は、アレッポ県で活動する武装集団とともに新たな軍事連合組織「シャーム軍」を結成したと発表した。 声明によると、シャーム軍は1,000人以上の戦闘員からなり、シャーム自由人 … Read More

イラン領内にロシアの巡航ミサイルが着弾したとの米高官の主張をイラン、ロシアともに否定(2015年10月9日)

イラン外務省報道官は、カスピ海に配備されているロシア海軍のフリゲート艦から発射された巡航ミサイルがイラン領内に着弾したとの米高官の発言(8日)に関して、「着弾は確認されていない」と述べ、これを否定した。 また、これに先立 … Read More

イラン革命防衛隊幹部がアレッポ県で死亡(2015年10月9日)

『ハヤート』(10月10日付)などによると、イラン・イスラーム革命防衛隊は、アレッポ県でのシリア軍の顧問として派遣されていたホセイン・ハムダーニー少将が8日夜に死亡したと発表した。 シリア政府に近い消息筋によると、ハムダ … Read More

エジプト外相がロシア外相と電話会談:地域諸国とのより広範な同盟をロシアに要請(2015年10月9日)

『ハヤート』(10月10日付)によると、エジプトのサーミフ・シュクリー外務大臣は、ロシアのセルゲイ・ラブロフ外務大臣と電話会談を行い、シリア情勢などへの対応について意見を交わした。 両国外相の電話会談は、8日のアブドゥル … Read More

ダーイシュ(イスラーム国)は米トルコ両政府が設置合意した「安全保障地帯」で新たに勢力拡大(2015年10月9日)

アレッポ県では、クッルナー・シュラカー(10月9日付)などによると、ダーイシュ(イスラーム国)が、アレッポ市北部のファーフィーン村、タッル・カッラーフ村、ハリーサ村、カフル・カーリス村、タッル・スースィーン村、アフダース … Read More

シリア軍はファトフ軍の支配下にあったハマー県北部バフサ村を完全制圧、ファトフ軍はイドリブ県フーア市一帯からハマー市北部に転戦開始(2015年10月9日)

ハマー県では、SANA(10月9日付)によると、シリア軍が、8日に開始が発表された反体制武装集団に対する大規模攻撃により、バフサ村を完全制圧した。 シリア軍はまた、シャームの民のヌスラ戦線の主要拠点カフルズィーター市を攻 … Read More

ロシア軍はアル=カーイダ系組織と共闘する「穏健な反体制派」のハック旅団、第13師団拠点を爆撃により破壊(2015年10月9日)

Sputnik News(10月8日付)などによると、ロシア軍参謀本部のイゴール・マクシェヴ副参謀長は声明を出し、ロシア軍戦闘機Su-34、Su-25SMが、シリア領内のダーイシュ(イスラーム国)などのテロ組織の拠点60 … Read More

フランス空軍がシリア領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点に対して2度目となる爆撃を実施(2015年10月9日)

フランスのジャン・イヴ・ル・ドリアン国防大臣は、フランス空軍戦闘機が8日夜から9日未明にかけて、シリア領内ラッカ市近郊のダーイシュ(イスラーム国)拠点に対して2度目となる空爆を行ったことを明らかにした。 ル・ドリアン国防 … Read More

シリア軍がハマー県でファトフ軍に対する地上作戦を本格化(2015年10月8日)

ハマー県では、SANA(10月8日付)によると、ロシア軍の空爆と並行して、シリア軍が県北部一帯(カフルズィーター市、フバイト村)のファトフ軍拠点を空爆し、戦闘員32人を殺害、38人を負傷させ、車輌3輌、迫撃砲3基を破壊し … Read More

ロシア軍の爆撃と並行して、シリア軍がアレッポ県、ヒムス県でのダーイシュ(イスラーム国)への攻撃を続ける(2015年10月8日)

アレッポ県では、SANA(10月8日付)によると、ロシア軍の空爆と並行して、シリア軍がアレッポ市東部の航空士官学校一帯、クワイリス航空基地一帯、アレッポ市サイフ・ダウラ地区などでダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、複数の … Read More

ロシア軍がヒムス県、ラッカ県、ハマー県、ラタキア県のテロ組織拠点への爆撃を実施し、ヌスラ戦線戦闘員100人以上を殲滅(2015年10月8日)

RT(10月8日付)などによると、ロシア国防省のイゴール・コナシェンコフ報道官は、過去24時間で、ヒムス県、ラッカ県、ハマー県、ラタキア県のテロ組織の拠点27カ所に対して22回の空爆を行ったと発表した。 ** コナシェン … Read More

シリア軍参謀長が「テロ集団根絶」と「テロに蹂躙された地域の解放」に向けた大規模攻撃を開始したと発表(2015年10月8日)

アリー・アブドゥッラー参謀長は、ダマスカスで異例の記者会見を開き、シリア軍が「テロ集団根絶」と「テロに蹂躙された地域の解放」に向けた大規模攻撃を開始したと発表した(http://www.sana.sy/?p=280623 … Read More

ダーイシュ(イスラーム国)は、羊を生贄として捧げることで知られるイード・アドハーにキリスト教徒住民3人を処刑(2015年10月8日)

クッルナー・シュラカー(10月8日付)は、ダーイシュ(イスラーム国)が、ハサカ県タッル・シャーミーラーン村一帯で2015年2月拉致した住民(アッシリア教徒)約180人のうちの3人を処刑し、その映像をインターネットで公開し … Read More

シリア国民連合はフランスがシリア国内での飛行禁止空域の設定に「同意したようだ」と発表(2015年10月8日)

トルコのイスタンブールで活動するシリア革命反体制勢力国民連立は声明を出し、駐トルコ・フランス大使との会談において、シリア北部の飛行禁止空域設定を要請し、「フランスはシリア国内での安全保障地域設定に関して同意したようだ」と … Read More

9カ国が「穏健な反体制派」の教練プログラムから撤収、米軍の軍事教練を受けた第30師団の失敗はトルコが原因(2015年10月8日)

「穏健な反体制派」の第30師団(別名、「新シリア軍」)の司令官(匿名)はクッルナー・シュラカー(10月8日付)に対して、「穏健な反体制派」の教練プログラムを支援してきた国のうち9カ国が政策を変更し、プログラム支援から撤退 … Read More

エジプトのスィースィー大統領がロシアのプーチン大統領と電話会談(2015年10月8日)

エジプトのアブドゥルファッターフ・スィースィー大統領は、ロシアのヴラジミール・プーチン大統領と電話会談し、シリア危機など中東情勢について意見を交わした。 エジプトのテレビなどが伝えたところによると、スィースィー大統領は電 … Read More

ロシア軍のシリア爆撃により、米国主導の有志連合はシリア領内での航路変更を余儀なくされる(2015年10月8日)

米国防総省のジェフ・デイヴィス報道官は、米国が主導する有志連合の戦闘機が、ロシア軍戦闘機への接近を回避するために、シリア領内での航路変更を余儀なくされたことを明らかにした。 ペンタゴン高官によると、米空軍のF-16戦闘機 … Read More

ダルアー県で活動する無名の2組織がアル=カーイダ系組織のシャーム自由人イスラーム運動に加入(2015年10月7日)

ダルアー県で活動するとされる無名の武装集団、「殉教者アフマド・ウマル大佐旅団」と「ウンマ建設計画旅団」がビデオ声明を出し、アル=カーイダ系組織のシャーム自由人イスラーム運動に加入すると発表した。   AFP, … Read More

シリア軍がアレッポ県、ハマー県でヌスラ戦線などに対する攻撃を激化(2015年10月7日)

アレッポ県では、SANA(10月7日付)によると、シリア軍がアレッポ市北部のシュカイイフ地区で、シャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団の拠点に対して正確な攻撃を行い、ヌスラ戦線戦闘員40人を殲滅、65人 … Read More

シリア軍が、アレッポ県、ヒムス県でロシア軍の爆撃と並行して、ダーイシュ(イスラーム国)拠点を攻撃(2015年10月7日)

アレッポ県では、SANA(10月7日付)によると、ロシア軍の空爆と並行して、シリア軍が、西クワイリス村、ダイル・ハーフィル市、ジュッブ・サファー村、シャイフ・アフマド村、アルバイド村、ジャディーダ村、ジャッブール村、タッ … Read More

ロシア海軍がカスピ海からシリア領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などを巡航ミサイルで攻撃(2015年10月7日)

SANA(10月7日付)などは、シリア軍消息筋の情報として、カスピ海に配備されているロシア海軍のフリゲート艦などから巡航ミサイル26発を発射し、約1,500キロ離れたラッカ県、アレッポ県、イドリブ県のダーイシュ(イスラー … Read More

シリアでの爆撃調整をめぐる米露の協議:米国はロシアへのダーイシュ(イスラーム国)関連の情報提供を拒否(2015年10月7日)

『ハヤート』(10月8日付)などは、シリア国内でのダーイシュ(イスラーム国)などに対するロシア軍と有志連合の空爆の調整を目的とした協議をめぐって、米国側は、ダーイシュの拠点に関する情報の交換を提案したロシア側の申し出を拒 … Read More

ロシア国防省報道官「トルコ国防省がシリア領内でのロシア軍の爆撃に関して、行動調整のための合同作業グループ設置を提案」(2015年10月7日)

ARA News(10月7日付)によると、ロシア国防省のイゴール・コナシェンコフ報道官は、記者団に対して、「トルコ国防省がシリア領内でのロシア軍の空爆に関して行動を調整するための合同作業グループの設置を提案してきた」と述 … Read More

シリア領内のミサイル防空システムがトルコ軍戦闘機8機を標的として捕捉(2015年10月7日)

トルコ軍は、対シリア国境地帯を偵察飛行中のトルコ空軍のF-16戦闘機8機が、シリア領内に配備されたミサイル防空システムのレーダーによって標的として捕捉されたと発表した。 一方、アフメト・ダウトオール首相は、ロシア軍による … Read More

ベカーア県でダーイシュ(イスラーム国)と思われる武装集団がレバノン軍哨所を砲撃(2015年10月7日)

NNA(10月7日付)によると、ベカーア県バアルベック郡ラアス・バアルベック村近郊のレバノン軍の哨所が何者かの砲撃を受け、兵士5人が負傷した。 「レバノンの声」(10月7日付)によると、砲撃はダーイシュ(イスラーム国)を … Read More