Monthly Archives: 10月 2015

「穏健な反体制派」の最有力組織ヌールッディーン・ザンキー運動とアル=カーイダ系組織のヌスラ戦線が和解(2015年10月6日)

「穏健な反体制派」の最有力組織の一つヌールッディーン・ザンキー運動とアル=カーイダ系組織のシャームの民のヌスラ戦線が停戦合意を締結し、アレッポ県西部での対立を解消し、和解したと発表した。 ヌールッディーン・ザンキー運動が … Read More

トルコのエルドアン大統領「ロシアがトルコのような友好国を失えば、多くを失うことになる」(2015年10月6日)

トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領は、訪問先のブリュッセルでの記者会見で、ロシア軍による領空侵犯や「嫌がらせ」に関して、「トルコに対するいかなる攻撃もNATOへの攻撃とみなされる」と警告したうえで、「ロシア … Read More

ロシア軍が3日に続いて、4日にもトルコに領空侵犯、また5日には地対空ミサイルのレーダーでトルコ軍機を捕捉(2015年10月6日)

トルコ軍は声明を出し、3日のロシア軍によるトルコ領内への領空侵犯に続いて、4日と5日にも、トルコ軍が「嫌がらせ」を受けたことを明らかにした。 声明によると、ロシア軍戦闘機は3日、シリア領からハタイ県上空に領空侵犯、緊急発 … Read More

シリア軍は、ロシア軍の爆撃と並行してアレッポ県、ヒムス県、ダイル・ザウル県でダーイシュ(イスラーム国)拠点を爆撃(2015年10月6日)

アレッポ県では、SANA(10月6日付)によると、ロシア軍による空爆と並行して、シリア軍が、カフキーフ村、アイン・ハンシュ村、クワイリス航空基地一帯、ジャービリーヤ村、ジャディーダ村、アルバイド村、シャルバア村、航空士官 … Read More

シリア軍は、クナイトラ県でヌスラ戦線などと交戦(2015年10月6日)

クナイトラ県では、シリア人権監視団によると、県北部(ハーン・アルナバ市、バアス市一帯)でシリア軍、国防隊が、シャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と戦闘を続けた。 戦闘ではシリア軍の砲撃で、ジハード主義 … Read More

ロシア軍がタドムル市一帯(ヒムス県)、ダマスカス郊外県を初めて爆撃(2015年10月6日)

ロシア国防省のイゴール・コナシェンコフ報道官は、過去24時間でロシア軍戦闘機が、ヒムス県タドムル市一帯、ダマスカス郊外県、アレッポ県、イドリブ県、ダイル・ザウル県、ラタキア県の12カ所を20回にわたって空爆した。 またS … Read More

UNHCRヨルダン事務所連絡担当官「支援物資不足を受け、シリア人避難民が1日平均150人の割合でシリアに帰国している」(2015年10月6日)

UNHCRヨルダン事務所のムハンマド・ヒワーリー連絡担当官は、ARA News(10月6日付)などに対してヨルダンで避難生活を送ってきたシリア人避難民が1日平均150人の割合で、シリアに帰国していることを明らかにした。 … Read More

シリア国民連合はロシア軍の爆撃でイドリブ県の遺跡が破壊されたと主張(2015年10月6日)

トルコのイスタンブールで活動するシリア革命反体制勢力国民連立は声明を出し、ロシア軍が10月4日にイドリブ県で行った空爆によって、ザーウィヤ山に位置するサルジーラー村の遺跡が標的となり、大きな被害を受けたと主張した。 破壊 … Read More

最新論考「シリア「反体制派」へのロシアの爆撃が欧米諸国にもたらす苦悩と恩恵」(Yahoo Japan! News)

青山弘之「シリア「反体制派」へのロシアの空爆が欧米諸国にもたらす苦悩と恩恵」 Yahoo Japan! News、2015年10月5日 http://bylines.news.yahoo.co.jp/aoyamahiro … Read More

ファトフ軍支配下のイドリブ市でロシア軍の爆撃に反対するデモ発生(2015年10月5日)

クッルナー・シュラカー(10月6日付)は、アル=カーイダ系組織のシャームの民のヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動などが主導するファトフ軍の支配下にあるイドリブ市で、ロシア軍によるシリア領内での空爆に抗議するデモが発 … Read More

アレッポ県で活動する反体制派2組織がアル=カーイダ系のヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動にそれぞれ忠誠を誓う(2015年10月5日)

アレッポ県西部で活動するクドス大隊は、アル=カーイダ系のシャームの民のヌスラ戦線に忠誠(バイア)を誓うと発表した。 また、アレッポ市などでシリア政府関係者らの暗殺などを行ってきたアブー・アマーラ特殊任務中隊は、アル=カー … Read More

論考「シリア反体制武装勢力の同質性と異質性」(『国際情勢紀要』より転載)

「シリア反体制武装勢力の同質性と異質性:アル=カーイダ系組織、ジハード主義者、「穏健な反体制派」 『国際情勢紀要』第85号(http://www.sekaiseikei.or.jp/kokujo2014.pdf、2015 … Read More

アレッポ市シャイフ・マクスード地区でのYPGがヌスラ戦線戦闘員4人を殺害(2015年10月5日)

アレッポ県では、ARA News(10月5日付)によると、アレッポ市シャイフ・マクスード地区一帯で、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊とシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団が交戦し、ヌスラ戦線戦闘 … Read More

シャーム自由人イスラーム運動は「穏健な反体制派」など41組織とともに、ロシアに対抗するための地域同盟の結成を呼びかける一方、ヒムス県北部でヌスラ戦線とともに「大作戦司令室」を設置(2015年10月5日)

アル=カーイダ系組織のシャーム自由人イスラーム運動をはじめとする41の反体制武装集団は共同声明を出し、ロシアとイランと戦うため同盟の結成を地域諸国に呼びかけた。 「シリア国民に対するロシアの軍事攻撃をめぐる声明」と題され … Read More

フランスのファビウス外相は「ダーイシュ(イスラーム国)およびテロリストと目される組織」を爆撃すべきと述べ、オランド大統領の前言を撤回し、ロシアの主張に事実上同調(2015年10月5日)

フランスのローラン・ファビウス外務大臣は、Euro 1(10月5日付)のインタビューで、ロシア軍によるシリア領内での空爆に関して、ダーイシュ(イスラーム国)だけでなく、シャームの民のヌスラ戦線などアル=カーイダ系組織をも … Read More

ロシアのラヴロフ外務大臣「米国は自由シリア軍がどこにおり、誰が指導しているかといった情報を開示しない…。自由シリア軍は想像上の組織に過ぎない」(2015年10月5日)

ロシアのセルゲイ・ラブロフ外務大臣は記者会見で、「自由シリア軍」との連絡を行うためのチャンネルを開設する用意があるが、米国が「自由シリア軍」に関する情報を開示しようとしないと述べた。 ラブロフ外務大臣は、チャンネル開設に … Read More

トルコ政府、NATOはロシア軍戦闘機によるハタイ県への領空侵犯に厳重抗議(2015年10月5日)

トルコ外務省は声明を出し、トルコ軍戦闘機がハタイ県領空を侵犯したロシア軍戦闘機1機に対して緊急発進し、同機をシリア領内に退却させた、と発表した。 これを受け、トルコ外務省は、駐トルコ・ロシア大使を呼び、厳重抗議したという … Read More

ダーイシュ(イスラーム国)はパルミラ遺跡の凱旋門を破壊:アブドゥルカリーム遺跡博物館局長「選択肢は簡単だ。タドムルが完全に破壊されて終わるか、シリア軍が国際社会とロシア軍の支援を受けて、同市解放に向けて迅速に進軍するかだ」(2015年10月5日)

『ハヤート』(10月6日付)などは、ヒムス県タドムル市にあるUNESCO世界文化遺産のパルミラ遺跡の主要な遺構の一つである凱旋門がダーイシュ(イスラーム国)によって破壊されたと報じた。 シリア文化省のマアムーン・アブドゥ … Read More

シリア軍はアレッポ県、ヒムス県中部、ダイル・ザウル県でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を爆撃(2015年10月5日)

アレッポ県では、SANA(10月5日付)によると、シリア軍が、アイン・ジャマージマ村、ジュッブ・サファー村、東クワイリス町、西クワイリス村、ダイル・ハーフィル市、マスカナ市、バーブ市、航空士官学校一帯、アルバイド村、ナア … Read More

シリア軍は、ロシア軍の爆撃と並行して、イドリブ県、ハマー県、ラタキア県、ヒムス県でヌスラ戦線などの拠点を爆撃(2015年10月5日)

イドリブ県では、SANA(10月5日付)によると、シリア軍がロシア軍の空爆と並行して、ジスル・シュグール市、フバイト村、アービディーン村、タッル・マラク村、カッサービーヤ村などでシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハー … Read More

ロシア軍はイドリブ県、ヒムス県、ラタキア県でダーイシュ(イスラーム国)、ヌスラ戦線の拠点を爆撃(2015年10月5日)

ロシア国防省のイゴール・コナシンコフ報道官は、過去24時間で、ロシア軍のSu-34、Su-24M、Su-25戦闘機が、イドリブ県、ヒムス県などの9カ所に対して25回にわたり空爆を実施したと発表した。 スプートニク通信(1 … Read More

アサド大統領がイランのテレビ局のインタビューに応じる「トルコ、ヨルダン、カタール、サウジアラビアといった国に圧力をかけ、シリアへのテロリスト、武器、資金の流れを止めることだ…。テロ支援が止まれば、ほとんどの難民はただちに帰国するだろう…。テロを支援する国がいては、政治的解決は実現し得ない」(2015年10月4日)

シリアのアサド大統領はイランのテレビ局ハバル・ネットの単独インタビュー(https://www.youtube.com/watch?v=SSqOCuPfpWk)に応じた。 インタビューにおけるアサド大統領の主な発言は以下 … Read More

オバマ米大統領は国防総省にシリア国内の「穏健な反体制派」への武器供与を命令(2015年10月4日)

『ニューヨーク・タイムズ』(10月4日付)は、複数の米政府高官の話として、バラク・オバマ米大統領が、国防総省に対して、シリア国内で活動している「穏健な反体制派」への装備(そしておしらくは武器)を直接供与するよう命じるとと … Read More

トルコのエルドアン大統領「「樽爆弾」が降り注いでいる土地に無垢の人々を送り返すことなどできない」(2015年10月4日)

トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領は、欧州へのシリア人難民・移民らの流入問題への対応についてEU・NATO高官と協議するため、ベルギーのブリュッセルを訪問し、シリア情勢に関して「「樽爆弾」が降り注いでいる土 … Read More

シリア・ムスリム同胞団「ロシアの占領に対する抵抗は合法的義務」(2015年10月4日)

トルコで活動するシリア・ムスリム同胞団は、ロシア軍によるシリア領内での空爆開始を受け、ロシアに対するジハードを宣言した。 同胞団のウマル・ムシャウフィフ広報局長は「我々同胞団は今、ロシア軍の介入と民間人への空爆により、ロ … Read More

アル=カーイダとの関係を否定するシャーム自由人イスラーム運動のロケット・砲兵旅団がアル=カーイダ系組織のヌスラ戦線に忠誠を誓う(2015年10月4日)

クッルナー・シュラカー(10月4日付)は、アル=カーイダ系組織のシャームの民のヌスラ戦線に近い複数のツイッター・アカウントからの情報として、シャーム自由人イスラーム運動のロケット・砲兵旅団が離反し、ヌスラ戦線に忠誠(バイ … Read More

民主的変革諸勢力国民調整委員会の幹部ムンズィル・ハッダーム氏が一時身柄拘束(2015年10月4日)

AFP(10月4日付)などによると、シリアの治安当局は、国内で活動を続ける反体制派の民主的変革諸勢力国民調整委員会の幹部ムンズィル・ハッダーム氏を一時身柄拘束した。 民主的変革諸勢力国民調整委員会筋によると、ハッダーム氏 … Read More

ドイツのメルケル首相「反体制派、シリア政府、諸外国などすべての代表者の政治プロセスへの参加が必要」(2015年10月4日)

ドイツのアンゲラ・メルケル首相は、ドイツのラジオ局に対して、2日にウクライナ和平協議が開催されたパリで、ロシアのヴラジミール・プーチン大統領とシリア情勢について意見を交わし、プーチン大統領に「軍事的努力は必要だが、それだ … Read More

チュニジアが米主導の有志連合への参加を表明(2015年10月4日)

チュニジアのハビーブ・スィード首相は、記者会見で「チュニジアはダーイシュ(イスラーム国や…過激派と戦う有志連合に参加する…。我々がテロとの戦いを行っているという事情を踏まえ、有志連合への参加は、チュニジアに関わる…情報交 … Read More

キャメロン英首相「ロシアのシリア爆撃は決定的な誤り」(2015年10月4日)

デヴィッド・キャメロン英首相は、BBC(10月3日付)に対し、ロシア軍によるシリア領内での空爆を「決定的な誤り」と非難、「事態をさらに悪化させるだろう」と述べた。 キャメロン英首相は「ロシアがISIL(ダーイシュ(イスラ … Read More